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その他試合に強くなる練習に関するお話
テニスって不思議なもので、
同じ人なのに、練習と試合で全然違うプレーに
なってしまうことがあります。
練習だと打てたショットがまったく打てなくなるので
とても不思議な現象です。
ちなみに
その原因は「すべて練習にある」と考えています。
今回はそんな試合に強くなる練習に関するお話なので、
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): S
■性別(フリー02): 男性
■テニス歴(フリー04): 5年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Sさんのご質問】
いつもお世話になってます。
この前試合に出たのですが、
8ゲーム制で0-8と大敗してしまいました。
試合前の3日間本当に丸一日テニスをして特訓し、
ラリーはとても上達しました。
でも、
試合になると友達同士の試合でも実力が半分ぐらいしか出せず、
本番では本当に7〜8分の1ぐらいしか出せませんでした。
正直特訓に付き合ってくれた友達にも
わるくとても悔しい思いをしてしまいました。
試合の後解放コートがあったので、
試合見に来てくれた友達と試合して
自分の悪いところを教えてもらいました。
友達曰くセカンドサーブが遅いスピンだからバンバン打ち込める。
ラリー中の返球が浅くスピンなのでいい感じに来てくれる。
しかもだいたいが真ん中にしか来ない。
とのことです。
なので、
試合でも実力を出す方法や攻められないような
セカンドサーブやストロークを深くコントロールも
できるようにするための改善方法などを教えて欲しいのです。
本当に悔しいです。
ちなみにフォアのグリップはセミウエスタンで
ラケットはアエロプロドライブ2009です。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
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Sさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
試合でなかなか力が出せなかったのですね。
でも、このような経験は誰もが通る道なので、
今回の悔しい気持ちを大切にしてください。
悔しいから次への行動に移ることができます。
ちなみに試合で力を発揮するには、
練習から試合を想定する必要があります。
そういう意味ではセカンドサーブや深いストロークの改善は
取り組んでもらいたい項目ですね。
コツとしては「空間を利用する」です。
セカンドサーブもストロークも低い軌道で打つと
相手が取りやすいショットとなります。
なので、
ネットに対してどれくらいの高さでボールを打てば
相手が打ちにくいのかを確認しながら練習してください。
このように空間に興味を持てば、
今までとは違う考え方でプレーすることができますよ。
最初は難しいかもしれませんが、
まずは意識することから始めてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
私は高校からテニスを始めたのですが、
最初から試合の方が自分の力を出せるタイプでした。
なぜなら、
部活の先輩が怖すぎたからです(笑)
ひとつのミスも許されないようなピリピリした
先輩たちと練習していたので、試合の方が気楽な
気持ちでプレーできたのを覚えています。
ミスをすると本気で怒られるので、
それが原因で辞めていった同期もたくさんいました。
なので、
自然とどうやったらミスをしないショットを
打つことができるのかを考えてボールを打っていました。
空間を利用したり、スピードや回転の調整・・
これらは本当にミスができないという環境だからこそ
身に付いた感覚です。
そう考えると、
かなり理不尽な扱いを受けた高校1年生時代でしたが、
今考えると、普段から試合以上の緊張感の中で練習が
できたので自分的には良かったのかもしれません。
ただ、
それに耐えられずに好きだったテニスを辞めることになった
同期のことを考えると、自分の指導方法に恐怖レッスンはありません。
辞めるかどうかの瀬戸際に立ってまでも
試合に勝つ必要はないと考えているからです。
実際、自分が大学の部活で主将を務めたときに、
恐怖感なんてなくても、「考えて練習をする」という一点で
みんな強くなれましたし、チーム全体は過去最高の戦績を
出すことができました。
自分自身も高校時代とは比べものにならないくらい
レベルアップすることができました。
だから試合で通用するショットが打ちたいのなら、
試合を想定した練習を推奨します。
できるだけ試合の状況を思い出して練習するのです。
そのひとつの手段として空間を意識した練習は効果的なので、
ネットよりどれくらい上をボールが通過したらいいのかなどを
考えながらプレーしてくださいね^^
では!
スリー
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