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その他プレースタイルから見出す具体的な試合で使える戦術
先日、去年から参加している団体戦のダブルスの試合に
参加してきました。
団体戦に参加している趣旨としては、
高校時代のテニス部仲間とチームを組んでいるのですが、
「あのときをもう一度」というテーマです。
高校時代にみんなで出た団体戦での思い出を
再現するために去年から参加しています。
ちなみに
ほとんどのメンバーは高校を卒業してから
テニスをしていないので、スクールで言えば
中級クラスぐらいの腕前です。
ただ、今回ペアを組んだのは
私と同じで高校を卒業してから大学でもテニス部に入り、
のちにテニスコーチになった元ダブルスペアです。
彼は現在テニスコーチを辞めて、
一般企業で働いているので全盛期ほど打てませんが、
高校時代は中学からの経験者で、当時は雲の上の存在でした。
なので、
団体戦では私と彼はペアを崩して参加していましたが、
日程の関係で、今回久しぶりに組んで試合に出ました。
10年くらい前に市民戦でペアを組んで出たのですが、
それ以来のダブルスです。
当時は彼もテニスコーチをしていたので、
結構楽々と優勝できましたが、今回は2ヶ月振りの
テニスということだったので序盤はミスを連発していました。
でも、
セカンドセットに入ると調子を取り戻して
6−2、6ー0で勝利することができました。
相手もバンバン打ち込んでくるタイプで、
何本もエースを取られましたが、要所を抑えたので
スコア的には余裕のある勝利でした。
作戦としては、
相手が私たちからエースを取っているポイントは
「ストレート」「アングル」「ロブ」の3つでしたので、
あまりポーチには出ないで、この3つのケアを徹底しました。
あとは相手よりクロスに返すことを心掛けていたら、
勝てたという印象です。
相手はこちらが「ストレート」「アングル」「ロブ」を
ケアしているのに、無理やりエースを取りに来て
ミスを連発していました。
それをひたすら2セット続いたので、
こちらは負ける要素がなくなりました。
そこで相手が作戦を変えてきたら
もう少し状況は変わっていたかもしれませんが、
多分、こちらが相手のエースショットを見切って
コースをケアしていることに気付いていなかったと思います。
技術的には相手もなかなか速いボールを打っていたので、
作戦が勝敗を大きく分けたと感じています。
私は「プレースタイル」を軸に戦術を考えるタイプなので、
大体2、3ゲームしたら相手のプレースタイルも見えてきます。
相手は2人ともストロークでドンドン攻め込んでくる
「アグレッシブベースライナー」でした。
なので、
そのストロークを封じ込めたら勝てるという
勝算が生まれました。
相手の得意コースは
「ストレート」「アングル」「ロブ」の3つです。
あとはそれを防ぐような配球とポジションを取れば
相手は勝手にミスを連発してくれます。
参加している団体戦は3セットマッチなので、
セカンドセットから相手が戦術を変えてきたら
どうなるか分かりませんでしたが、ファーストセットと
同じことをしてきたので、負けるという不安はなくなりました。
強い相手はここから戦術を変えてくるので、
簡単に勝てませんが、相手はプレーの幅が狭かったので
それ以上、特に考えることなく同じことを続けていたら
セカンドセットは1ゲームも落とさず勝利できました。
戦術とはこういうものです。
技術的にはそこまで差がなくても、
戦術に対する考え方やプレーの幅の差が
勝敗を大きく左右します。
試合はこういう面で勝ち負けが分かれるので、
「プレースタイルや戦術」についてあなたも考えてみてくださいね^^
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