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私のテニス仲間に、「高速リバースサーブ」を
打ってくる人がいます。

 

リバースサーブとは、簡単に説明すると、
スライスの逆回転です。

右利きの場合、
スライスはボールの右側を擦りますが、
リバースはボールの左側を擦ります。

私はゆっくりのリバースサーブは打てますが、
そのテニス仲間はフラットに近い速度で打ってきます。

しかも、その人はどの球種もフォームが同じなので、
スライスなのか、フラットなのか、リバースなのか
バウンドするまで分かりません。

この打ち分けができるまで、
かなり練習をしたそうです。

今回はそんなショットの発想について
お話していますので、まずはこちらの質問からどうぞ！

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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： キティ
■性別（フリー02）： 男性
■テニス歴（フリー04）： 4年
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■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： どちらも
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）： 

【キティさんのご質問】

いつもお世話になってます！

サーブについて質問です！

ツイストサーブってキックサーブと
何がどう違うんですか？

キックサーブは通常のスピンより右に高く跳ねる
イメージなんですが、ツイストも一緒ですか？

ネットでよく見るサイトにはツイストは
ラケットの右側に当てて打つファーストで打つような
サーブと書いているところと、キックサーブと同じと
書いてあるとこがあったのでよく分からなくなりました。

もし違うならツイストの打ち方と練習法を教えて欲しいですし、
一緒なら一緒でキックサーブの打ち方と練習法も教えて欲しいです！

長々とすみませんでした。

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【スリーの回答】

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キティさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^

「ツイストサーブ」と「キックサーブ」の
違いについてですね。

まず
ツイストサーブの「ツイスト」は打ち方の形に対して
付けられたネーミングです。

要するにフォームが「ツイスト」なのです。

それに対してキックサーブの「キック」は
バウンドの状態に対して付けられたネーミングです。

「ボールがキックした」という表現が正しいですね。

これをまとめると、
「ツイストしたフォームでキックするサーブを打つ」
と捉えていただければ分かりやすいと思いますよ。

これを総称して
「スピンサーブ」と呼ばれていることが多いです。

ちなみに
打ち方についてはこちらの記事でお伝えしていますので
よかったら参考にしてくださいね^^

⇒ 【スピンサーブを打てるようになる２つの工夫】

では！

スリー

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---------------まとめ----------------

錦織選手がよく使っていますが、
右足でジャンプしながらバックハンドストロークを
打つことを「ジャックナイフ」って呼びますよね。

錦織選手は右利きですので本来軸足は左足ですが、
あえて反対の右足を使って打っています。

軸足と反対の足でジャンプしているシルエットが
ジャックナイフのように見えることから、
そう呼ばれるようになりました。

でも、正確にはバックハンドストロークです。

そのときに縦回転を掛けて打っていたら
スピンショットです。

つまり、ショットにもよりますが、
「見た目」「ショット名」「球種」で
ひとつの技術が色々な呼ばれ方をするのです。

「ツイストサーブ」と「ジャックナイフ」は見た目です。

「スピンサーブ」と「バックハンドストローク」はショット名です。

「キックサーブ」と「トップスピン」は球種です。

本当はもっと細かく分類できますが、
あえて分かりやすく並べてみました。

こんな感じで呼び名がたくさんあるのも
そのスポーツの魅力ですよね！

そして、本当は自分で色んなショットを考えて、
新しい呼び名を生み出してもいいと思います。

すでに存在するショットを練習するのもいいのですが、
自分の発想で新しい技術を開発できたら楽しくないですか^^

ちなみに
私は自分で「リプルションスイング」という
名前を付けたショットを生み出しました。

元々卓球をしていたので、
ラケットを引いた反動で打つ体の使い方を
テニスに取り入れたのです。

従来は「サーキュラースイング」と言って、
遠心力を利用した打ち方が現代テニスでは主流ですが、
もしかしたら、数年後は「リプルションスイング」が
流行っているかもしれません。

実際、これからはレシーブの時代だと言われているので、
コンパクトにラケットを引いて打つ技術には必要な考えだと
私は感じています。

なので、あなたも何か閃いたら、
既存の考え方に当てはめないで
色んなショットを生み出してください。

そういう試みもテニスの魅力ですよ^^

では！

 

スリー