テニススクール活用法.com > その他 > ひとつの才能だけではどうにもならない。だからこそ・・・
その他ひとつの才能だけではどうにもならない。だからこそ・・・
リオオリンピックが開幕して、
日本全体が盛り上がってきましたね。
それと同時に4年間にかけてきた選手の想いが
テレビ越しからもビンビン伝わってきます。
私たちは出場選手の集大成だけを見せてもらっていますが、
その陰ではとてつもない苦労や努力があったはずです。
最近思うのですが、
結果だけではなく、もっとこれまでの過程を
放送してもいいのではないかと感じます。
当然、何かで結果を出す人は才能があるでしょう。
だけど、どれだけ才能があっても、
それを磨かなければ輝きません。
自分自身がテニスコーチという仕事をしているので
思うところがあるのですが、大人の方もジュニアの子たちも
これまで素晴らしい運動能力を持った方と接してきました。
でも、
色んな都合や価値観で、誰もがそれを磨き切るという
舞台にまで上がれる訳ではありません。
つまり、
ひとつの才能だけではどうにもならないのです。
続ける才能、熱中できる才能、頑張れる才能、
あきらめない才能、挑む才能、努力できる才能・・・
これらの要素も備わって
大きな結果に結びつ付くのです。
ただ、
最初からこれらすべてを持ち合わせている人には
出会ったことがありません。
最初はひとつの才能に気付き、
あとは色んな過程を積み上げていって
自分の求める結果を出しているのです。
そしてハッキリ言えることは、
誰にでも何かしらの才能を持っているということです。
大事なのはそれに気付いて磨くことができたり、
挫折したときに必要なことを取り入れる姿勢に
なれるかどうかです。
そういう意味では
今回メジャーリーグで3000本安打を達成した
イチロー選手は「才能を持っている人が努力した結果」ですよね。
3000本安打を達成したときは、いつもようにクールな顔で
冷静を保っていましたが、チームメイトが祝福するために近づいてきたら
今までにないような笑顔を見せていました。
そのあと、ベンチに座りながら
サングラス越しに涙を流していた姿に
心を打たれましたよ。
インタビューでも答えていましたが、
自分の3000本安打より、チームメイトやファンが
喜んでくれていることが嬉しかったとコメントしていました。
きっと、
イチロー選手は「周りの人へ感謝する」という才能が花開き、
野球の神様が今でも微笑んでいるのだと感じます。
そう考えると、もはや「やるかやらないか」だけが
その人の今後を左右するのだと思います。
オリンピックの話に戻りますが、
これまで順風満帆だった選手が初戦で敗退して
一気に絶望の淵に落とされている映像も放送されています。
しかし、
オリンピックまで出場できる選手はこれまでに
何度も絶望を経験してきています。
そこからはい上がって栄光を勝ち取ってきたのですから、
私はうまくいかなかった選手のコメントに注目しています。
共通点は現実を受け止め、
自分に何が足りなかったのかを見つめ直そうという
努力を自然に行っています。
そういう姿を見ていると規模は違いますが、
誰もが天国と地獄を経験しながら前に進んでいるのだと
考えさせられます。
なので、人の輝いている部分だけを見るのではなく、
そのために何度も何度も失敗と挫折を繰り返しては
乗り越えてきた生き様にも注目していきましょう。
見えずらいだけで、
誰もが色んなものを背負いながら生きているのですから。
では!
スリー
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