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なぜこの人は自分にアドバイスをするのか?

 
 
あなたは誰かからアドバイスをされたら
すべて取り入れなければならないと思っていませんか?


たまに色んな人から助言をもらいすぎて
前に進めなくなってしまっている光景を
目の当たりにすることもあります。


だから情報過多になって
何をすればいいのかがわからなくなっているのなら
相手の立場になって考えてみましょう。


「なぜこの人は自分にアドバイスをするのか?」


なかなかこの視点で人の意見を聞くことがないかもしれませんが、
少し相手の立場になって考えてみてください。


まず、困っている人が目の前にいて、
自分がそれを解決する術を持っていたら、
助けてあげたいと思うのが良心ですよね。


それを前提としてお話しすると、
あなたにアドバイスをしてくれる人は
親切心が働いているはずです。


だけど、
あなたとその人は同じ人間ではないので
同じ方法が必ずしも役に立つとは限りません。


テニスだったら、
体格も筋力も考え方も違う訳ですから
万人に適応する方法なんてないのです。


しかしそれだと、
テニスを指導する職業であるテニスコーチという仕事を
私自ら否定する発言になってしまいますよね。


私と生徒さんは何もかも違うのだから
教わっている内容が自分の役に立たないに
つながってしまいます。


でも、
私が言いたいのはそういうことではありません。


今回一番お伝えしたいことは、
「アドバイスは答えではなくヒントなんだ」ということです。


当然ながら答えなんて誰も知らないはずです。


それがわかっていたら、
誰も何に対しても苦労しないし悩むこともありません。


ところがアドバイスを「答え」という定義で、
情報を発信する側も、情報を受ける側もやり取りをすると
「不確かなものへの答え合わせ」が始まってしまいます。


特に
発信側が「自分が言っていることは正しい」という姿勢でアドバイスをすると、
受け手側は「この人が言っているのだから間違いない」という図式になりやすいです。


これをもし、
「アドバイスはヒントなんだ」という定義でやり取りをしたら、
随分図式が変わってくると思いませんか?


発信側は「自分が言っていることは良くなる可能性が高い」という姿勢だったら、
受け手側も「ならばその可能性を試してみます」になりますよね。


そして試した結果、
上手くいったのなら本格的に取り入れたらいいし、
上手くいかなかったのなら止めればいいので、
情報過多になりにくいのです。


ただ、
アドバイスは先ほどもお伝えした通り、
親切心から生まれているので、発信する側は
心から信じていることをアドバイスしてくれる可能性が高い分、
「自分が言っていることは正しい」という姿勢になりやすいです。


受け手側もその情熱に感化されて、
「この人が言っているのだから間違いない」と感じてしまいます。


そこには発信側の「信頼性」
受け手側の「素直に実行できる」という良い面もあるので、
最終的にはバランスをどう取るかになってしまいますが、
情報過多で悩んでいるのなら、今回お伝えした視点を
持っておくのは悪いことではないと思います。


もし上手くいかなかったら相手のせいにしてしまうからです。


しかし、
それだとなかなか前に進めなくなってしまうので
アドバイスは「取捨選択」するべきだとお話しています。


最終的に取り入れるかどうかを試しては自分で判断してください。


それによって得られることがあなたにとって
一番有益なんだと私は信じています。


では!


スリー

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