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その他テニスはグリップによって入射角が変わります
以前、ショットの打ち分けの際に
テニスとゴルフを比較してお話しました。
今回はそこで私がお伝えしたかったことを
わかりやすくまとめたメールをいただきましたので
紹介させていただきます。
ゴルフをされたことがなくても、
読むことによって直感的に言いたいことが
伝わってくる内容ですので、じっくりご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y.M
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 31〜35歳
■テニス歴(フリー04): 6.7年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Y.Mさんのご質問】
この前はスライスサーブの打ち分けと
バウンド後の変化についての回答
ありがとうございました。
ご迷惑とは存じますが、
一層の理解のために確認をお願いできればと存じます。
(文字に起こすほうが、自分の理解がより深まりますので)
ゴルフを例に挙げておられましたが、
バンカーに入った等の特殊な例を除き、
基本ゴルフは同じスイングで常に打ち、
フェースの角度が違うアイアンやウッドで
高さと距離を調整するスポーツと理解しております。
スライスサーブの回転量に関してですが、
自分の腕をアイアンのシャフトと見立てグリップを変えることで、
フェースの角度を変えているということでよろしいでしょうか?
つまり、
バックハンドイースタンを基準となる7番アイアンと仮定すると、
それよりコンチネンタルに握ると角度が浅くなるので、
3番アイアンの方向へ、バックハンドセミウエスタンよりに握れば、
角度が強くなるので、9番からS.W.側の方向になると。
そのわずかな握りの変化が、
回転量の調整につながるという理解でよろしいでしょうか?
この考え方はゴルフと同じように『フォームは一定』という
前提の下での話ですね。
一言でいうなら、
グリップの握りを調整してラケットの角度を調整することで、
『ボールへの入射角を変えている』と。
そして打ち分けについてですが、
フォアサイド側からのサーブで話をすると、
深い角度のグリップでは基本サイドに切れやすいサーブになりますので、
センターに入れようとすると、フォームは変えずに逆算的にトスは
サイドに入れる時よりもやや右側にあげて打つということで
よろしいでしょうか?
結果的に、サーブを打つ向きはサイドに向かって打つ方向よりも、
より右方向へ振るという理解でよろしいでしょうか?
実際にあからさまにやるとバレバレになるでしょうから、
コーチのおっしゃられるように、相手がわからない程度に体を開いたり、
微妙にトスをずらしたりでの調整になるかと思いますが。
何度もすいませんが、
宜しくお願いいたします。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
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Y.Mさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
私が打ち出したゴルフクラブでの例えを
より具体的にしていただいたのですね。
まさにおっしゃる通りです。
ゴルフはアイアンによって入射角が変わりますが、
テニスはグリップによって入射角が変わります。
それによって回転量も変わりますので、
スイング速度は基本一定です。
たまにファーストサーブとセカンドサーブで
スイング速度を変えている人がいますが、
変えない方が安定します。
だからフォームも一定なのです。
ただ、グリップを変えることによって
入射角が変わるので、飛んで行く
ボールの軌道は変わります。
それを理解した上で逆算して打つと、
コースの打ち分けにつながります。
そのためにはトスの調整や体の向きを変えることも必要ですが、
できるだけ相手に気付かれない工夫をすることによって、
ある程度相手にコースを隠すことはできます。
ちなみに
私はインパクト時に当て方をほんのちょっと
ズラすことを心がけています。
Y.Mさんのまとめはかなり的確なので
その考えのもと、より一層練習に励んでくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
サービスが安定していない人の共通点として、
ファーストサーブとセカンドサーブのスイング速度に
大きな差があることが見受けられます。
これは正直、ある程度技術も必要かもしれませんが、
本題でお話している「当て方次第」だと考えています。
当て方を変えれば回転量を調整できるので、
スイング速度を変えなくてもサービスボックスに
収めることができます。
そのためにも面の向きや入射角について
もっと興味を持つことをお勧めします。
ただ、
テニスはゴルフみたいに色んな角度のついた
クラブを使い分けてプレーするわけではなく、
1本のラケットですべてのショットを打たなければなりません。
なので回転をかけたければ、トスの位置や
グリップの握り方を変える工夫なども取り入れてください。
回転を自由自在に操ることができれば、
相手にとっても驚異ですし、こちらからしたら
打ちたいコースにコントロールしやすくなるので
大きな武器となります。
セカンドサーブでさえ、
相手が嫌がるショットになるのですから、
この部分に着手しない理由はないと思いますよ。
レッスン動画では『回転系サービス動画』といって、
スライスやスピンサーブが打てるようになる上達法を
お伝えしているので、こちらを参考にしてもらっても構いません。
何度も言いますが、すべては「当て方次第」ですので、
最終的にはファースト・セカンドサーブを同じスイング速度で
打てるようになってくださいね。
テニスはやはり、
最初に打つショットであるサービスが重要です。
この部分が弱いと相手に主導権を握られてしまうので、
しっかり練習時間を作って強化に努めてくださいね^^
では!
スリー
では!
スリー
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