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相手に伝わらないと意味がない

 

今年も終わりに近づいてきましたね。


そこで今回はスリーのコーチ哲学を
お話させていただきます。


普段、なかなかこのようなことはお話することが
ないのですが、年の終わりということもあったので、
自戒の念を込めてお話しようと思います。


テーマは
「相手に伝わらないと意味がない」です。


まずはこちらの質問からご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): M
■性別(フリー02): 男性
■テニス歴(フリー04): 4年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニス上達法メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Mさんのご質問】


こんばんは

スリーさんのコーチとして
教えたりする時について伺いたいです。


テニスをしていてここはどうすればいいの?
と聞かれた際に、言葉に表せずうまく伝えることが
出来ません。


「えっと…こうして、えっと…」


こんな感じなので相手の方も
心配になっているのが伝わってきますし、
こちらもさらにあたふたしてしまいます。


テニス以外にも教えたりする機会が増えてきたので、
分かりやすく伝えるコツを教えて頂きたいです。


よろしくお願い致します。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Mさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


テニスの教え方についてですね。


私は基本、教えるというレッスンではなく
「体感してもらう」レッスンを心がけています。


正直、テニスを口で説明するのは難しいです。


テニスは体で表現するものなので
体に訴えかけなければ伝わりません。


Mさんは私の動画をたくさんご覧いただいているので
思い出してもらいたいのですが、結構実践ベースの
内容が多いと思いませんか?


私はレッスンでも動画でも実際にやってもらうことによって、
伝えたいことを感じてもらうメニューをたくさん組んでいます。


だから
口で伝えようとするのではなく
体感してもらうことを考えてみてください。


もしくは
相手がすでに体感したことがある経験を
例えにして伝えるのも効果的です。


サービスを遠投に例えるコーチが多いのは
相手が遠投を体感したことがある可能性が高いからです。


この発想はテニス以外にも使えますよ。



「相手がすでに体験したことを例に挙げて伝える」



それが出来るかどうかが教える側の腕の見せどころなので
自分目線で話すのではなく、相手の立場になって伝える努力を
心がけてくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


テニスコーチの仕事を何年もしていて思うのですが
「教える」という言葉は意味をなしているのかと
考えてしまいます。


どれだけ一生懸命教えても、
「相手に伝わらないと意味がない」
と思うからです。


実は私もテニスコーチを始めたころは
自分の指導法に悩んでいました。


競技者テニスを学生まで行っていたので、
いきなり初心者の方にレッスンするのが
かなり難しかったからです。


これはほとんどのコーチが最初にぶつかる壁で
どうしても「自分の感覚」だけでレッスンを
進めてしまいます。


私もそうだったので、先輩コーチによく
「レッスンで難しいことをやり過ぎ」
と注意されました。


自分にとっては簡単なことですが
初めてテニスをする人からしたら
かなり難易度が高いことになってしまうのです。


これだと自分が正しいと感じていることを
教えているだけで、相手には伝わりません。


私どうすればいいのかを
真剣に考えました。


先輩コーチからアドバイスを受けたり、
生徒さんにも色々聞いて回りました。


その結果、
現役のころに大事にしていた「自分の感覚」から離れ、
レッスンで必要な「相手目線に立つ」を養わなければ
ならないことに気付きました。


そこで私が取った行動が非利き手である
「左手で練習」することでした。


慣れない左手でテニスをすると
右手でできていたことが全然できません。


だからこそ
うまく打てない人の気持ちになれました。


そして、うまく打てない自分は
どういうアドバイスを受けたら嬉しいのかを
考えるようにしたのです。


このような感じで
自分が一度生徒さんと同じ目線に立ち、
そんな自分自身に必要なアドバイスをして、
最終的に生徒さんに伝えるという今のスタイルが確立しました。


この流れはテニスだけではなく
すべてにおいて大切なことだと感じています。


子供のころ両親から
「相手の立場になって行動しなさい」
よく言われていましたが、この歳になって
その意味が少しわかったような気がします。


テニスは本当に色んなことを
学ばせてくれるスポーツです^^


では!


スリー

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