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その他ジュニアと接する際に大切なこと
今回はスリー流 ジュニアの育て方について
持論を交えてお話します。
といっても
打ち方やトレーニングなどの
内容ではありません。
どちらかといえば「環境面」についてです。
人は環境によって本当に左右されます。
これは大人の方でも同じですが、
子供はなかなか環境を自分で選択することが
できません。
それをサポートするのが大人の役割だと
私は考えています。
まずは今回いただいたご質問から
ご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： N
■性別（フリー02）： 男性
■テニス歴（フリー04）： 1年半
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： アメブロ
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： シングルス派
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）：
【Nさんのご質問】
初めまして。
失礼ながらブログを読み、
質問させて頂きたいと存じます。
ジュニアスカウトキャラバンに
ついて質問です。
以前の記事で、
審査員をされるという内容がありましたので、
もしよろしければ教えていただきたいのですが・・・・。
子どもが地区大会推薦枠に選ばれて、
全国大会に行く権利を頂いたのですが、
選抜ではないため、交通費等は自己負担です。
ざっと計算しても軽く10万円はかかってしまうと思うのですが、
大会に行く価値があるかどうか・・・について、二の足を踏んでいます。
優秀者に選ばれるのは１０数名ですし、
選ばれたとしても、合宿の交通費支給や
用具提供などの特典があるのみです。
その合宿も空きがあれば一般公募もしているらしく、
以前参加されて優秀者に選ばれた方から、
お金をかけて行った価値があるのかどうかわからない、
というお話を聞きました。
金銭的な負担が大きいため、余裕で出せる金額ではなく、
そのお金でほかのテニス強化合宿などに行けるのではないか・・・・
などと悩んでいます。
関係者のお立場から、
もしアドバイス頂けることがありましたら、
ぜひよろしくお願いします。
--------------ここまで----------------
【スリーの回答】
--------------ここから----------------
Nさん
はじめまして！
スリーです^^
そして
ご質問ありがとうございます。
ジュニアスカウトキャラバンについてですね。
推薦は確かに自己負担なので
予算的には厳しいですよね。
スクール生の子も推薦の場合、
辞退されている方がいらっしゃるのも現実です。
その後の合宿も人によって感じ方はそれぞれです。
なので
他の合宿などを考えるのも手段のひとつだと思います。
私が実際に１０年ほどキャラバンに携わったり、
全国大会の審査をして感じることはひとつです。
それは
「刺激」です。
地区大会でもいつもと違う環境や緊張感があるので、
それに参加しただけでテニスに火が付いた子もいました。
全国大会はプレーヤーコーチも参加するので
もっと刺激があります。
子供たちはサインを書いてもらったり、
夜のパーティーなどで写真を撮ってもらったり
しています。
講習会もあったりで
優秀選手に選ばれなくても私は
十分心に残る何かがあると感じています。
私はジュニア指導はいかに新たな刺激を与え、
何かを感じ取ってもらいたいと考えているので
普段のレッスンでは出せないものを、新しい何かに
参加することで補ってもらっています。
それは当然、キャラバンだけではなく、
他にも色んなテニスイベントが行われています。
なので
その子に今どういう刺激が必要なのかを吟味して
決断されることがベストだと考えています。
その選択肢にキャラバンの全国大会も
選べるというスタンスでいいと思いますよ^^
では！
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ-----------------
私は４歳から１８歳までのジュニアのレッスンを
受け持っています。
年齢によって特徴は様々ですが、
子供たちはみんな楽しそうにテニスを
しています。
その中で着実に上達しているのを
感じています。
ただ、
色んな子たちがいるので、
それなりに大変です。
だからこそ私はジュニアレッスンでは
「刺激」という１点に着目して進めています。
挨拶、姿勢、言葉遣い、動き方、考え方・・
テニスと直接的に関係のないことまで
「刺激」を交えて話をしています。
特に
子供ははじめてのことに興味を持ちます。
だからこそ
毎回色んな学びがあるように話すことによって
刺激を与えています。
その中でも「環境を変える」というのは
かなり大きな刺激を与えることができます。
幼稚園ぐらいの年齢なら
「探検」と題して普段入らないコートに
行ったりします。
小学生にはスクール内のイベントへの参加や、
あえて今まで話したことのないコーチに話しかけ
させたりします。
それより上の年齢になると、
試合への参加が増えてくるので
自ずと色んな環境に飛び込むようになってきます。
なかなか試合に出ようとしない子は
段階を踏ませて「試合に出たい」と
感じるようにレッスンを進めていきます。
それ以外にも細かいところで
刺激になる仕掛けをしているのですが、
それが結果的に子供たちにいい影響を
与えていると私は感じています。
当然、
相手によってそのやり方は変わってくるので、
どれだけひとりひとりの子を見れているかが大切です。
今回登場したジュニアスカウトキャラバンというイベントも
その方法のひとつでしかありません。
他にも色んな刺激を与える方法があると思いますので、
ぜひあなたもそういう視点でジュニアの子たちと接する
機会があれば心がけてくださいね^^
では！
スリー
では！
スリー
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