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その他この人は只者じゃないぞ・・
先日、錦織圭選手を小学生時代に育てた
コーチのセミナーに行ってきました。
実は錦織選手は小学校時代に
全国小学生大会で優勝した
経験があります。
そこから修造キャンプという
ジュニア育成プログラムに声をかけられたり、
盛田ファンドという海外留学を出資してもらえる
システムに巡り合えて今があるのです。
つまり錦織選手にとって
小学生時代がすごく大事な
時期だったのです。
そんな大事な時期に教えていたコーチが
今回のセミナー講師である柏井正樹コーチ
なのです。
錦織選手が活躍するたびに柏井コーチは
テレビでインタビューを受けていたので
見たことはありました。
でもお会いしたことはないし、
実際どんな人なのか非常に興味を
持っていたので、セミナーの話が来たときは
すぐに申し込みました。
しかも私の心の中では
セミナーに参加する理由が
もうひとつありました。
それは
本当に錦織選手をその人の力で
育てたのかどうかです。
ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、
正直元々上手い子がたまたまスクールに
入ってきて、たいして教えていないのに
育てた顔しているコーチは世の中に
たくさんいます。
なので心の中ではちゃんと
育てたのかどうか疑問を持っていました。
そこで
実際に話を聞いてみて確かめてみたい
という気持ちがあったのです(笑)
そしていざセミナーが始まって話を
聞いてみたら・・・
「この人は只者じゃないぞ・・」
それが私の答えでした。
話し方、説明の仕方、テニス理論、
知識、分析力、心構え、その他・・・
どれを取ってもテニスコーチにとって
必要なものがすべて備わっていたのです。
セミナーなので当然受講者から
質問が出てきます。
印象的だったのが、
実績のないコーチが自分以上のプレーヤーを
育てることができるのでしょうか?
という質問に対する答え方です。
私だったら、
「私は高校からテニスを始めましたし、
全日本に出たことがありませんが、
全日本で優勝した選手を育てましたよ!」
って答えると思います。
でも柏井コーチは
「私は小学生時代にサッカーをしていました」
と全然関係のない話を始めたのです。
さらに、
「サッカーは下手だったので
中学校はバスケ部に入りました。」
「でも中学2年生になったときに
嫌いな奴がキャプテンになったので
部活を辞めました。」
「そこからは帰宅部です。」
「高校は文芸部に入りました。」
「そして大学でサークルに入って
初めてテニスに出会いました。」
話しが進むにつれて聞いている人たちは
何となく答えが見えてきました。
あなたも柏井コーチが何を言いたいのかが
わかったと思います。
「大学からテニスを始めた実績のない私でも
錦織選手を育てれたのだから大丈夫ですよ!」
受講生全員の頭にこのメッセージが届きました。
しかも
サッカーが下手で、
部活も気に食わない奴がいるから
辞めてしまうような文化部出身の
自分でも世界で活躍する選手を
育てれたのだから安心してください!
という具体的な事例を交えての
説明だったので余計に心に残りました。
過去の背景を説明することによって、
結果的に目の前の質問を具体的に答える
という回答方法はかなり高度なテクニックです。
つまり
何かを伝えるのがメチャメチャ上手なのです。
実際に質問した方はすごく
感銘を受けていました。
私たちコーチは人に何かを伝える
職業です。
教えるのではなく伝えなければ
意味がありません。
どれだけテニスが強くても
どうやって上手くなるのかや
何をすればいいのかが相手に伝わらなければ
相手は変わらないのです。
私の今回の感想として、
柏井コーチは伝えるプロでした。
同業者として本当に勉強になりました。
しかも柏井コーチのすごいところは、
伝える内容もかなり秀逸です。
テニス理論ができあがっているのです。
完成されたテニス理論があって、
それを伝える力がある。
それを受ける錦織選手には
並外れた才能がある。
この2人がうまく合わさり、
まるで化学反応を起こしたかのように
ブレイクした結果が錦織圭選手なのです。
なので今回のセミナーで
確信したことは、
「柏井コーチがいなかったら今の錦織選手は存在していない」
ということです。
セミナー前に持っていた錦織選手を
育てたのかどうなのかの疑問は
完全に吹っ飛びました^^;
もう少し詳しいセミナーの内容は
私の特典を請求された方に送っている
購入者通信でお話しますので
楽しみにしててくださいね!
ちなみに
今月の目玉特典は柏井コーチの
テニス理論です。
興味がある方はご覧くださいね^^
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では!
スリー
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