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その他

ほとんどの技術は何かの動作の延長上にある

 

テニスにおいて、
ラリーって難しいですよね!


でも

 

私はどれだけ難しいことでも
その人が出来る動作からスタートして、
最終的に出来なかったことを出来るように
持っていきます。

 


これはラリーのみならず、
どんなことでも同じことが言えます。

 


今回はひとつの例えとして、
ラリーが出来るようになる手順を
お話しています。

 

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【いとーさんのご質問】


こんばんは^^


最近、
自分の中やジュニア達の中で
目標を設定しながらレッスンや
練習をしています。


長期的な目標でいえばもちろん
プロを目指し中期的には試合で
上位に進み短期的にはストロークやボレーなど。


1日一個の目標を掲げてレッスンをしています。


テニスは確率のスポーツだとすると
速いボールにしろ遅いボールにしろ
「入る」という事が前提になってくると思います。


入るという事には、単純に言えば

・ネットを越えている
・ラケットに当たっている
(そのためにフットワークも必要ですが)


という二つの要素になってくるな、
と思いました。


「ラケットに当たらなければ狙ったり、
ネットを越えるどころか、ボールを打ち返せすらしない」

 

そう考えた私はある日のレッスン目標を愚直に
「真ん中に当ててみよう」に設定しました。


球つきをし、
コーンでボールとの距離を測る練習をし


「ラケットの後ろから覗いて、
ボールを真ん中にあてちゃおーう^^」


と、ラケットでボールを出し…
いざラリーをしようとすると、
全く当たりません(;;)(特に幼稚園〜小学1年)


ある子はボールに近づきすぎたり
ある子は距離はバッチリなのに空振りしたり…

 

それはまだ1回しか試してないことなので、
なんともいえないところではあるのですが
長期的に続けて効果が出ないことがあっては、
親御さんやジュニア達に顔向けできません。

 

いずれは子供達だけでラリーして
欲しいと思っているのですが
スリーさんは子供達同士でラリーする為に
必要なポイントは何だと思いますか?

 

また、
真ん中に当てる為に効果的な練習はあるでしょうか。

--------------ここまで----------------
 
【スリーの回答】

---------------ここから-----------------


いとーさん


ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


ラリーが出来るためのポイントですが、
私はジュニアも大人も関係なく考えていることが
あります。

 

それは

 

ボール付きの延長上にラリーが
あるということです。

 

ボール付きとはラケット面を上に向けて
ボールを上に付く練習ですね。


これができるとあとは面の向きや力加減、
さらにはボールとの距離感を身につけて
いくだけです。

 

かなり大まかに順序立てると、

 

1、ひとりでノーバウンドボール付き

2、ひとりでワンバウンドボール付き

3、2をふたりで近い距離で行う

4、3を距離を段々取って行う

5、ネットを挟んで4を行う


以上ですね!

 

かなり簡単に説明しましたが、
これを出来るところまで行ってもらい、
出来なかったことを集中して練習します。

 

この方法はITF(国際テニス連盟)が推奨している
play+stay(プレーアンドステイ)という段階的
指導法です。

 

もしこの工程が難しかったら、
ボールをスポンジボールやエアレスボール、
またはショートラケットなどを使用し、
「できた!」という言葉をたくさん言って
もらうことが大切です。

 

それを短中長期的に積み重ねれば、
自ずとラリーが出来るようになりますよ!

 

あまり難しく考えずに、
今回お伝えした工程をひとつずつ
クリアーしていってくださいね^^


では!


スリー


---------------まとめ-----------------


テニスのほとんどの技術は何かの動作の
延長上にあります。

 


だから

 

変にフォームにこだわらず、
自分が実現でいている体の使い方を
ちょっとずつ増やしていけばいいのです。

 


簡単に説明すると、
「歩く」ことが出来る人がその動作を速くしたら、
それは「走る」という動作の実現なのです。

 


なので

 

自分が出来ることにもっと自信を持って、
あとはそれを次の出来ることにつなげてくださいね!

 

 

こういう考え方を機能分析と言います^^

 

 

体の機能に着目して、
それを伸ばしていく考え方です!

 

ぜひ

 

出来ないことを考えるのではなく、
出来ることを伸ばして行ってください^^

 

では!

 

スリー

 

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