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あなたは何を意識して
練習に臨んでいますか？

 

 

練習はすべてを物語ります。

 

今回は最高の練習をテレビで
大々的に放送されていたので
ここで紹介します。

 

それは今回行われていた
女子サッカーのアルガルベ杯での
佐々木監督の選手起用についてです。

 

今回決勝まで勝ち進んだのですが、
残念がらドイツに負けてしまい、
準優勝となりました。

 

当然多くの方は
残念だと感じているでしょうが、
もし私が監督でしたら最高の結果と
捉えています。

 

なぜなら、

目標が今回のアルガルベ杯ではなく、
ロンドンオリンピックだからです。

 

アルガルベ杯はオリンピックの
前哨戦と呼ばれています。

 

つまりオリンピックの練習です。

 

その練習では何を得るべきか
考えたことはありますか？

 

当然練習でも試合に勝ちたいです。

 

でも、

本当に練習で得たいものは
実はひとつだけなのです。

 

それは、

「次の課題」です。

 

今回は澤選手という絶対的なエースが
不在でした。

 

なでしこジャパンは不完全な状態で
決勝に挑んだのです。

 

だから
不完全な部分に課題が生まれたのです。

 

つまり

不完全な状態なのに世界大会で
準優勝できたということです。

 

その不完全さはこれからオリンピックまでに
しっかり調整する時間があります。

 

しかも

不完全になった原因である澤選手は
オリンピックにはベストコンディションで
出場できるでしょう。

 

これは、

「不完全を補うチーム力」と
「不完全を補う個人」

が合わさることができる
ということなのです。

 

こうやって何かしら考え方を持って
本番まで持っていく過程こそが練習なのです。

 

もしあなたに目標があるのなら、
達成するための課題を練習から見出し、
それをひとつずつクリアーしていく努力を
積んでください。

 

練習は達成するものではありません。

 

課題を見出すものです！

その延長上に本番があり、
そこで達成するのです。

 

練習で最高の状態は私なら怖いです。

 

最高まで行ったら、
あとは下がってしまいます。

 

だから

練習は最高の一歩手前にしておき、
本番で完結できる流れがベストです。

 

もし今回なでしこジャパンが
澤選手も参加し見事優勝すれば、
その後の調整が難しいと思いませんか？

 

最高を維持するほど難しいことはありません。

 

だったらオリンピックの前哨戦は
不完全のままの方がいいと思いますよね！

 

そう考えたら澤選手は出場しない方が
今回はよかったと私は考えています。

 

「澤選手は体調不良」

 

なでしこジャパン監督の
佐々木監督が私の考えと同じなら
嬉しいです^^

 

では！

 

 

スリー