テニススクール活用法.com ~スクールでは教えてくれないテニス上達法~ > その他 > もしこれが試合だったら・・・
その他もしこれが試合だったら・・・
どれだけ練習で上手に打てても、
試合で勝ちたい人は試合で上手に
打てないと満足いく結果はついてきません。
このジレンマは試合に出ている人は
必ず一度は感じたことがあるのでは
ないでしょうか?
今回は試合で練習のように上手く
打てない理由についてお話しています。
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【いとーさんのご質問】
こんにちは、スリーさん^^
いとーです。
質問がどっさり溜まってきたので、
また質問させてください。
今日はジュニア達に関する質問です。
スリーさんの編集後記、
拝見させていただきました。
大会および育成プログラムの選抜、
おめでとうございます^^
いつか私も、
名だたる強豪たちと戦えるような
子を育ててみたいです。
今日の質問なのですが
私のスクールには競技者コースのジュニアがいます。
どの子達も非常にテニスが上手く、
練習においてはプロとすら普通に
打ててしまうような子達がいます。
(中学生〜高校生)
なのですが…
試合に勝てません。
練習のプロになってしまっています。
試合後の話を聞いてみると
「フォアハンドがいきなり入らなくなった」
「サーブが弱かった」など…
試合中に自分のショットのことをごちゃごちゃ考え出し
結果的に混乱して大会から帰ってくる子が多いようです。
私の中では
・彼らが試合中、常に経過分析を行っている
・試合慣れをしていない(メンタリティー)な部分が問題なのかな、と思っています。
それを彼らに伝えるのは簡単ですが
競技者である以上、さすがに自分で気付いて
欲しい部分もあります。
ただ、私の中での考えです。
外に目を向ければ、もっと根本的な
部分に何か違う部分があるのではないかと思い、
質問させていただきました。
スリーさんは、
強い人たちとテニスが上手いのに勝てない人たちとの
「差」はどこにあると思われますか?
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【スリーの回答】
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いとーさん
ご質問ありあとうございます!
スリーです^^
練習はうまいけど、
試合になったら力を発揮できない。
俗に言う「練プロ」という状態ですね。
この状態は実はジュニアだけでなく、
大人の方にも起こる問題です。
そして、
この原因はテニスのみならず、
すべてのことに言えることだと考えています。
それは、
起こっている原因は、
ひとつ前にあるということです。
つまり、
試合で力を出せないのなら、
その原因は試合に問題があるのではなく、
練習に問題があるのです。
平たく言うと、
試合前の準備に原因があるのです。
試合をした子が試合で出来なかったことを述べているのなら、
それを試合中に解決しようと考えるのではなく、
その前の段階での解決を考えるべきです。
試合は今までやってきたことを表現する場です。
そのためには、
普段の練習がすべてを物語ります。
ちょっとその目線でジュニアの子たちと
接してみてはいかがでしょうか?
参考にしてみてくださいね^^
では!
スリー
---------------まとめ-----------------
私が思う強い人とそうでない人との差は、
「想像力」だと考えています。
「もしこれが試合だったら・・・」
実際の試合を想像出来たら自ずと
緊張感を持って練習することが出来ます。
勝ちたい人の場合、
目標が試合なのですから
どれだけ試合を想定できるのかが
大切です。
その想像が薄ければ
やはり練習で打つボール一球も
中身が薄いのです。
ちゃんと試合を想定した一球は
重みがあります。
ショットの質や考えたテニスは
どれだけ実際の試合を想定できるかに
かかっているのです。
そのためにも
試合で悔しい思いをしたことを
書き記した日記を読み直すとか、
次の大会のドロー表を見るのも
いいですね。
試合をビデオで撮ってもらって
見るのもいいし、今なら携帯で
簡単に記録することもできます。
目標はできるだけ具体的にと
いうことです。
自分なりの目標に対して
想像力がふくれ上がる方法を
考えてくださいね^^
では!
スリー
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