テニススクール活用法.com

先日、

勤めているテニススクールのテラスで
自分の会社の社長と話をしていました。

その時間は選手コースのジュニア達の
レッスン時間帯でした。



そのときにコートの端で
ひとりマジマジとジュニア達の
強打に憧れるような目で見ている
大人の方がいらっしゃいました。



その方はある程度
ジュニアのレッスンを見終えた後、
私たちが会話しているところまで来て
こう言ってきました。

「もっと上手くなりたいんです！」



まるで少年のような目で私たちに
話し掛けてきました。

その方は５０代の男性で、
数ヶ月前からレッスンを受けていただいている
スクールの生徒さんでした。



「あのジュニアの子みたいに思いっきり打ちたいです！」


「年齢が行ってからも上手くなれますか？」


「もっとレッスンでビシバシして欲しいです！」




このようなやる気に満ち溢れた言葉に
私はビックリしました。


「すごいエネルギッシュな人だ」


私自身はその方をレッスンでほとんど
見たことがないので、今度私のレッスンを
受けていただくことになりました。


この方、実は美容院を経営されている
オーナーさんなのです。


だからなのかはわかりませんが、

「自分に必要な情報なら何十万でも出します！」

といかにも経営者さんという感じの
発言をされていました。



でも

実はここに大きく飛躍できる
ポイントがあります。



それは

「最短で目標を達成するための嗅覚」です。



この方は美容院を経営されるくらいですから、
今まで色々苦労されてきたと思います。

だからこそ、

こういう人ほど最短で目標を達成するための
行動を自ら取ることが出来ます。



この方の場合、

・わざわざジュニアの時間に出向いて見学しに来た。

・社長とヘッドコーチが会話しているところに話し掛けに来た。

・私のレッスンを受けることを取り付けた。

そして情報に対して投資する発想も持っている。



これらすべての行動や考え方は、
できるだけ早く上達することに
結びつく行動と思いませんか？



この方は自然に最速で上達する行動を
取っているのです。



もしあなたが他の人より
早く結果を出したければ、
他の人が取っていない行動を
誰よりも早く取って下さい。



この考え方はテニスだけでは
ないでしょう。



今まで取れなかった行動を取ることこそ、
上達の壁を乗り越える方法だと私は感じています^^


----------------まとめ----------------


昔の職場で私が働いていた頃、
同僚が、

「俺は新入社員の中でトップの成績を取る」


と言いながら、
休みの日にパチンコに行っていました。



休みと仕事は分ける主義だそうです。



私はその間に営業の本を買って勉強し、
テープレコーダに自分のしゃべっている声を
録音していました。



営業の際にしゃべるのが下手な私は
本で学んだ事を実際にどのように
取り入れれているか研究していました。



その後同僚と私がどうなったかは
言うまでもないですよね。



テニスも同じです。



テニスに上達法を私はよくオススメしていますが、
要するに自分に対する「投資」なのです。



ちなみに

ギャンブルなどは「投機」と言います。



別に娯楽が悪いと言っている訳では
ありません。



生き抜きも必要です。




ただ、

日本にはあまりにも「自己投資」する
習慣がなさ過ぎると思います。



よく自分へのご褒美という言葉を聞きますが、
あれは「消費」ですね。



「投機」「消費」から、
「自己投資」の世界に行く必要が
私は必要だと感じます。



せっかく目標があるのなら、
それに向かって「自分磨き」するのは
楽しいですよ^^



それでもあなたは「投機」をしますか？

では！

スリー