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1.5の法則

今回は「ダブルスで強いペアが知らぬ間に実行している1.5の法則」についてお話します。



この法則を意識してダブルスを行えば、特に初・中級者の方は確実に今よりいい成績がでます。



なぜなら統計的なデータだからです。



私自身、レッスンで何回も何回も試合の時にスコアを付けたのですが、やはりこの「1.5の法則」は当てはまります。



では一体、何が「1.5」なのでしょうか?



「スリーさん、わかりました!サービスをファーストとセカンドの間くらいの1.5サービスで打てということですね!」



違います。



「試合は気持ちが大事だから、テンションを1.5ぐらいあげろということですか?」



違います。



「ダブルスは1+1=2だから、相手の片方を凹まして、1.5に下げる作戦ですね!」



ちょっと面白い発想ですけど、それも違います。



この法則は統計学です。



ちゃんと数字化して証明できる法則です。



ズバリ答えは、



「サービスとレシーブを除いて何回相手とラリーが続いているかの往復数」です。



そのラリー平均数が1.5回なのです。



かなり多くの人からデータをとりましたので、この数字は信憑性が高い数字です。



この数字はかなり興味深い数字です。



まず結構練習ではストロークの練習を重点的にしていると思います。



何回も何回もラリーを続ける練習をしているのに、実際のラリー平均は1.5往復です。



いかに、試合のプレッシャーと前衛のプレッシャーが強いかがデータに表れていますよね。



それにもうひとつは目安です。



平均が1.5往復ということは、それ以上を目標にラリーをすれば試合に勝ちやすくなるということですよね。



一度試合で1.5往復以上続けることだけを目標にラリーをしてみてください。



それだけで、なぜだかポイントがドンドンあなたに入ってくる不思議な体験ができると思いますよ。



一度統計学を信じてトライしてみてください。

















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