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ショットの質は地面の踏み方次第


ここ数日は私のテニス上達法のベースにしている
考え方をお話しています。

 

今回はその続きです。


前回は8つあるバイオメカニクスのひとつである、
「エラスティックエナジー」のことをお伝えすることによって、
弾性エネルギーの生み出し方に触れました。

⇒ 【「弾性エネルギーがショットの質を変えてくれる」の記事】


そこでは地面から反発をもらうことによって、
筋肉の伸縮性を利用するという内容でしたよね。


今回はその「地面から反発をもらう」
バイオメカニクス(バイメカ)の観点でお話していきます。


分かりやすい例だと、
水泳で壁を蹴ってターンする動作を思い浮かべてください。


なぜ壁を蹴るのかは、
イメージすると分かりやすいと思います。


壁を蹴った反動で進行方向を切り替えますよね。


壁に蹴る力を加えることによって、
壁とは反対側に推進力が生まれます。


これは「壁から反発をもらう」になっているので、
テニスにおける「地面から反発をもらう」と同じです。


なので、
この考え方はテニスだけではなく、
色んな場面で使える運動力学と捉えてください。


ちなみに、このような壁や地面から反発をもらうことを、
バイメカの観点では「アクション・リアクション」といいます。


物理学の「作用・反作用の法則」と一緒だと受け取ってください。


力を加えたら、その反動で同じ力が返ってくるという力学です。


ですから、ラケットを力強くスイングして、パワーショットを打ちたいのなら、
「骨盤 ⇒ 肩甲骨」
の連動はアクション・リアクションを利用しましょう。


この一連の動作をつなぐのが、前回お伝えした、
エラスティックエナジーによる弾性エネルギーです。


つまり、ラケットを操作する力の根源は、
地面からの反発を利用するアクション・リアクションなので、
手の力でラケットを振っている方は考え方を変えてください。



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では!

 

 

スリー

 

 

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