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フィジカル治療やストレッチ以外にテニス肘を防止する方法
テニスをする上で怪我はどうしても付き物です。
ただ、怪我をしたときにこそ原因を追究したり、
改善法を考えたら、以前よりレベルアップが図れたりします。
よく「怪我の功名」といいますが、
まさにその発想で取り組んでいただけたらと思います。
今回はそんな怪我をしたからこそ
学んでもらいたいお話をしていますので、
まずはこちらをご覧ください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): naoko
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■テニス歴(フリー04): 10年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【naokoさんのご質問】
テニス肘中の過ごし方についてです。
お世話になっております。
いつも拝見しできることは取り入れて練習に励んでおります。
練習しすぎたのか打ち方が悪いのか、
テニス肘になってしまいました。
スライスがすこしかかった
フラットのストロークを打っていました。
体幹トレーニングや足腰の鍛えなどは積極的にしておりましたが、
腕のほうは、ストレッチしかしておりませんでした。
12月に痛めたので、
今も休んでおりますが痛みがひきません。
整形外科、整骨院に通い、ストレッチ、筋トレ、をしております。
1、治るまであと1、2か月はかかりそうな気配なのですが、
その間、スリー先生の動画を見たり、ストレッチ、筋トレ以外に、
何か取り組めることはありますでしょうか?
右手が痛いのでバックの練習はできると思うので
バックの壁打ちはできるかなと思います。
2、ダブルスでバックサイドなので、
苦手なスライスでのショートクロスなどを練習しようかとおもいましたが、
壁打ちでどのように練習すればよいかわかりませんので、
もしできましたら教えていただけますでしょうか。。。?
どうぞよろしくお願いいたします。
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【スリーの回答】
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naokoさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
テニス肘になっているのですね。
私も昔テニス肘になった経験があるので
テニスができない辛さはよく分かります。
テニス肘はこれまでの負担の積み重ねなので
その分、回復するまで時間が掛かります。
ですから痛みが和らぐまで
引き続き治療やストレッチを続けてください。
ちなみに
私のレッスンを受講されている方は
かなりテニス肘のなる方が減りました。
その要因として細い腕の筋肉を使うのではなく、
太ももなどの大きな筋肉を使うようになったからだと思います。
ただ、大きな筋肉を使うためには
肩甲骨(背中周り)と股関節(お尻周り)の筋肉を
使いやすくする必要があります。
なので、
肩甲骨(背中周り)と股関節(お尻周り)の
ストレッチはやはり続けてください。
あとはブランクでテニスがうまくいかなくなる大きな原因は
足が動かないことなので、ウォーキングやジョギングなどをして、
できれば怪我前より普段から動くようにしておきましょう!
また、ダブルスバックサイドのスライスは体が開いてしまうことが
ミスの大きな要因なので、体が開かないように心掛けて壁打ちをしてくださいね!
携帯などで自分を撮影しながら練習すると効果的ですよ^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
ちなみに、
テニス肘になってしまう一番の要因は「手打ち」です。
ほぼ腕の力だけでスイングすることによって、
肘に負担が掛かるのです。
本来腕は体全体で生み出したエネルギーを
ラケットに伝える役割が主です。
でも、
正しい体の使い方を意識してスイングしないと
手でラケットを振ってしまいますよね。
これは「条件反射」でもあるので、
ボールが自分に向かってきたら
まず最初に手が動いてしまいます。
だけど、正しい体の使い方をベースとした
『機能分析の観点』では、自分にボールが飛んできたら
まず最初に「肩甲骨から動かす」が理想です。
肩甲骨から捻りを作って結果的にラケットを引き、
あとは飛んでくるタイミングに合わせて下半身から
捻りを戻していきます。
捻りを戻す際は地面を股関節から蹴るようなイメージです。
その結果、ストロークでしたら
上半身を捻ることによってテイクバック(後ろに引く)されたラケットを
下半身の戻しでフォワードスイング(前に振る)してください。
このようなメカニズムをすべて腕で行ったら
当然肘や手首などに負担が掛かりますよね。
ですから、治療やストレッチ以外に
テニス肘を防止する方法として「条件反射」と戦ってください。
いきなり手を動かすのではなく、
まず最初に肩甲骨を動かすことから始めましょう。
それがテニス肘を防ぐひとつの方法につながりますので、
徐々に『機能分析の観点』を取り入れてくださいね^^
では!
スリー
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