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フィジカル

どうすれば1ショットにおける筋肉の数を増やせるのか


最近、大人のクラスに元ジュニアの子(高校生)が
入ってきたのですが、ものすごいショットです。

 

その子はお父さんと一緒に入会したので
大人のクラスに入っているのですが、
小学生の頃とは比べものにならないほど上手くなっていました。


子供の頃に正しい体の使い方を学び、
後に筋力がつくとスイングスピードがとてつもないです。



でも、大人からテニスを始めた人が
ジュニアみたいな威力のあるショットが
打てないのかといえばそうではありません。


大人は最初から筋力があるので、
あとは体の使い方次第です。


今回はそんな体の使い方についてお話していますので
まずはこちらの質問をご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): クニさん
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 56〜60歳
■テニス歴(フリー04): 20年くらい
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 感想
■内容を教えてください。(フリー09): 


【クニさんのご質問】


先日友人に『クニさん、もう俺じゃ駄目だからちょっと娘(中学2年生)と打ってよ!』
と言われ打ちました・・・


なめてかかっていたらかなり速いボールを打って来てびっくりしました。
(球質は軽かったですけどサークルメンバーからは驚きのどよめきが聞こえました)


体は小さくきゃしゃで、腕相撲なら
彼女が両手ででも楽勝で勝てると思います。


なぜジュニアからやっている選手(小中学生)はあの体で、
あれだけのボールが打てるのでしょう?


不思議ですよね。


彼女のお父さん(友人)結構体格が良く力はまだ凄いです。


しかし、
中学2年生の娘の方が全然早いボールを打っています。


これはなぜでしょう?


ボールの効率よい触り方、
正確なインパクトが出来てるんだと思います。


もし今の自分が彼女のように打てたら、
いったいどんなボールが打てるんだ?


逆に私が彼女から教わりたい位です。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


クニさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


中学生の女の子がなぜ強いボールを打てるかですが、
これこそまさに体の機能を最大限に生かしているからです。


本当はもっと筋力のある人が同じように体の機能を生かしたら、
よりすごいボールが打てます。


ただ、筋力がかえって力みにつながり、
スイングにブレーキを掛けてしまうのです。


筋力は車で言うアクセル役をしてくれますが、
同時にブレーキ役もできます。


そして多くの方はアクセル役として筋力を使おうとしていますが、
飛ばしすぎて自然とブレーキを掛けているのです。


このバランスは非常に難しいのですが、
うまくアクセルを使うためには力みのない体の使い方を
追求していくしかありません。


そのための情報をこれからも色んな角度から配信していきますので、
自分の中で自然とアクセルが使える方法はこれからもどんどん取り入れてくださいね^^



では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


テニスの魅力はやはり
何と言ってもちょっと変えるだけで
大きく自分のショットがレベルアップすることですよね。


その理由としては「まったく使っていなかった」という
体の部位があるからです。


なので、
もっと自分のショットを磨きたいのならば、
使っていなかった体の部位を増やしましょう。


基本的に体の筋肉は骨格筋だけで400個あると言われています。


そして、プロ選手は1ショット打つのに
130〜140の筋肉を使います。


でも、一般プレーヤーは個人差がありますが
1ショット打つのに70〜80くらいの筋肉しか使えていません。


それはすなわち、
70〜80くらいしか使えていない筋肉の数を
増やせば増やすほどプロみたいなショットに
近づいてくことを表わしているのです。



ですから、
「どうすれば1ショットにおける筋肉の数を増やせるのか」
に注力してください。


打ち方やフォームに意識が行くと
どうしても不自然な体の動きとなり、
使える筋肉が制限されてしまいます。


大事なのは「体の機能を最大限に発揮する」なので、
これからも配信していく体の使い方に重点を置いた
『機能分析の観点』による情報を参考にしてくださいね^^

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