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フィジカル

ボールに対する強弱の付け方


ボールに対する強弱の付け方についての
質問をよくいただいております。

 

ちなみに、
私は強弱を司るパワーを体で生み出して、
それを手からラケットに伝えています。


基本的には地面からエネルギーを生みだし、
それを運動連鎖で下半身から上半身に届け、
最後は手に伝達しているイメージです。


ということは、
地面をどれだけ蹴るかによって
パワーの強弱は変わってきます。


強いボールを打ちたかったら強く地面を蹴り、
弱いボールを打ちたかったら弱く地面を蹴ります。



それを手からラケットに伝えることが
強弱の付け方です。


地面の蹴りについては、
垂直跳びが分かりやすいですよ。


例えば、高く上に飛ぶには膝を深く曲げて、
強く地面を蹴り上げますよね。


反対に低く飛ぶには膝を浅く曲げて、
弱く地面を蹴り上げます。


テニスはこの垂直跳びで生み出されるエネルギーを
ネットを挟んだ相手に向けて放ちたいのです。


ということは、地面を蹴り上げたエネルギーを
前方に変換する必要があります。


なので、
下半身から上がってくるエネルギーで
捻った上半身を戻すために使います。


体の捻り戻しは最終的にラケットを前に振ることができるので、
腕はパワーを生み出すより、地面からのエネルギーをラケットに
伝える役なのです。


ですから、腕で強弱を付けるのではなく、
下半身から生み出された強弱のエネルギーを
腕を通じてボールに伝えるようにしてくださいね^^

 

では!

 

 

スリー

 

 

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