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フィジカルショットの打ち分けは「回転運動」と「直線運動」を自覚すること
体の使い方についてたくさんご質問を受けていますが、
どんなショットも運動連鎖の順番は同じです。
「足首 ⇒ 膝 ⇒ 股関節 ⇒ 肩甲骨 ⇒ 肘 ⇒ 手首」
この連動を意識して練習すれば、
どんなショットでも効率的な体の使い方ができます。
ただ、
運動連鎖によって生まれたエネルギーを
どのような形で放つのかはショットによって変わってきます。
例えばストロークなら体の捻り戻しによって
ラケットを振るので、「回転運動」が主要なエネルギーとなります。
でも
ボレーみたいに体の捻り戻しを行っている時間がないショットは
「直線運動」が主要エネルギーとなります。
この回転運動と直線運動を自覚することが
テニス上達にはとても大切なのです。
分かりやすい例えだと、
陸上競技のハンマー投げは体をくるくる回して
ハンマーを遠くに投げますよね。
その際に回転運動を使っています。
なかなかハンマー投げをする機会がないかもしれませんが、
体をくるくる回すイメージをストロークに取り入れてください。
反対に直線運動は
ボウリングが分かりやすいのではないでしょうか。
後ろから前に移動して
レーンにボールを転がすのがボウリングです。
コツはボールを投げるときの足の使い方で
ボレーの素振りをしてみましょう。
前に押し出すような感覚がつかめますよ!
こうやって2つのショットを並べてみると、
根本的な運動原理が違うことが見えてきますよね。
そして理想は、
回転運動と直線運動の比率を調整することです。
ストロークは「回転運動7:直線運動3」、
ボレーは「回転運動1:直線運動9」、
サービスは「回転運動8:直線運動2」。
こんな感じでまずはショット別で運動の比率を
イメージすることから始めてください。
運動連鎖によって生まれたエネルギーを
どのように使うかでショットの打ち分けにつながりますから^^
では!
スリー
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