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フィジカル補助輪のような体の仕組み
三輪車って自転車が乗れる人からしたら
補助輪が不自然なものに感じますよね。
でも
二輪車を乗りこなせない小さなお子さんからしたら
補助輪は足りない物を補ってくれる、
なくてはならないものです。
身長も筋力もバランス感覚も
小さい頃は備わっていません。
だから
三輪車は存在するのです。
しかし
二輪車を乗りこなせるくらい
身長も筋力もバランス感覚もあるのに
乗れないのなら、原因は体の使い方にあります。
それはテニスも同じで
ラケットを振れるだけの筋力も体格もあるのに
ボールが飛ばせないのなら、体の使い方を疑ってください。
ただ
体はとても優秀で、出来なかったら勝手に
補助輪のようなものでサポートしてくれます。
今回はそんな補助輪のような
体の仕組みについてのお話です。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): 楽勝
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 36〜40歳
■テニス歴(フリー04): 6年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【楽勝さんのご質問】
こんばんは
今回サーブについてアドバイスをいただきたく
質問させていただきます。
先日自身の動画を撮影しましたが、
通常ならトロフィーポーズからインパクトへの動作に
切替わると思うのですが、どうもトロフィーポーズから
更に無意識にパワーを出したしい為か右肘、もしくは
右肩が背中側に再度引いている、二度引きの状態になってます。
ストロークでの二度引きは聞いたことがあるのですが、
バンザイサーブ、ヘッドを落としたテイクバックなど
いろんなテイクバックを試しましたが、
二度引き状態になってしまいます。
この状態を解決したいです。
またその影響からかはわかりませんが、
どうしてもスリクォーター気味になり
フォロースルーも右側で終わってしまう、
スピンのフォロースルーのようになってしまいます。
インパクトの際に左手が顔の所に残り、
野球の内野手のような状態です。
意識的に高い打点で打ったりしましたが、
やはりダメでした。
オーバーヘッドで打つには、
意識的に左肩を傾け、左手をお腹に抱え込むことで、
自然とオーバーヘッドになりますでしょうか。
アドバイスよろしくお願いします。
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【スリーの回答】
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楽勝さん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
サーブで二度引きしてしまうのですね。
実際のフォームを見ていないので確信はないのですが、
多分軸足で地面を踏めていないことが原因だと思います。
サーブではトロフィーポーズのようなタメの状態は
軸足で地面を踏んでパワーを生み出します。
でも
そこで地面を踏めていないとパワーの源がないので
腕の二度引きなどでカバーしようとしてしまいます。
体は自然と足りないものを「補正動作」といって
違う動きでカバーしようとします。
二度引きはまさに補正動作です。
なので
あまり難しく考えずに地面からのパワーを
利用してサーブを打つようにしてください。
必要なものを補うことができれば
自然と補正動作はなくなりますよ^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
プロの打っているシーンをカメラで連続撮影したら
どの写真も絵になるという話を聞いたことがあります。
それはどの瞬間も無駄のない動きをしているから
起こる現象です。
もし
無駄な体の使い方をしている人を連続撮影したら
必ず違和感のある写真が出てきます。
その違和感こそが今回出てきた
「補正動作」です。
たまに「手首が痛い」と訴えられる方がいますが、
そういう方の場合、大抵は手首の使いすぎです。
本来使うべき体の部位を使っていないので
それを手首で補おうとした結果、手首を痛めるのです。
そう考えると、「力み」も同じ要因ですよね。
必要な体の動きが出来ていないから
自然に補正しようとして力みで
カバーしてしまうのです。
補正動作は体が自然に行うものです。
変な癖も原理は同じです。
そう考えると、正しい体の使い方を行うことでしか
変な癖や力みをなくす方法はないと思います。
だから
補正動作をなくそうとするのではなく
正しい動作を追求してください。
変な癖や力みはあなたの今の動作だから
起こる自然な体の反応なのです。
そのことを知っておくと
随分テニスに対する取り組み方が
変わってきますよ^^
では!
スリー
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