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フィジカル半強制的に自分に●●を与える練習
例えば、
「今日は重心を落としてプレーし続けるぞ」と、
自分にテーマを課して練習するとします。
でも
途中から違う課題が出てきたり、
自分のプレーに夢中になって
最初に課したテーマを忘れてしまっていた
なんてこと、結構ありませんか?
何か課題を持って練習することは大切ですが
それを貫き通すのは意外に難しいのです。
そんなときは
今回紹介する練習法を取り入れてください。
まずはこちらのご質問からどうぞ!
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■性別は?(フリー01): 男性
■年代は?(フリー02): 41〜45歳
■テニス歴は?(フリー08): 18年
■シングルス派?ダブルス派?(フリー09): シングルス派
■何かご意見・ご感想などございましたら教えてください。:
【Hさんのご質問】
通常のアドバイス(スクールでも)では、
・早くラケットを引いて
・足を踏み込んで
・脱力して打つ
などの話は聞くのですが、
それは分かっているのですが、
できないので困っています。
それが出来るようになるための
「意識の持ち方(直接的ではない)」
「練習方法」が分かる情報を知りたいです。
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【スリーの回答】
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Hさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
早くラケットを引くのも、足を踏み込むのも、
脱力するのもすべて「時間的な余裕」があるから
成せることです。
時間がないと振り遅れるし、踏み込めないし、
力が入ってしまいます。
なので
これらが出来ていないリズムでプレーする限り
時間的余裕は生まれませんので、リズムを変えるしか
ありません。
その練習法として
「2球でラリー」をオススメします。
Hさんもラリーをする相手の方もそれぞれに
ボールを用意しておき、同時にボール出しをするのです。
そうすると
飛んできたボールを打った直後に
次のボールが飛んできます。
感覚的にはいつもの倍早いテンポになるので
それに慣れましょう。
そしたら
実際に1球でラリーしても、同じテンポでボールを待てたら
余裕がある中でプレーできます。
その結果、
ラケットの引きは早くなり、踏み込む時間と
脱力できる余裕が生まれます。
非常にシンプルですが
効果的な練習法ですので
一度トライしてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
私が技術的に上達できたと感じているのは
高校のときにテニススクールに通い始めたからです。
そのスクールは球足の速いハードコートだったので
学校のクレーコートに比べると、ボールの伸びが
全然違いました。
普段、土のクレーコートに慣れている分、
いきなりハードコートでストロークをしたら
かなり振り遅れたのを覚えています。
でも
自然と準備が早くなっていくと、振り遅れもなくなり、
ハードコートでもいつも通り打てるようになっていました。
そうなると、
学校のクレーコートはもっと余裕が生まれました。
その結果、
早い準備が自然とできるようになり、
体重を乗せたボールが打てるようになっていました。
このような感じで、
半強制的に自分に負荷を与える練習は
乗り越えたら知らぬ間にレベルアップできるので
オススメです。
最初はできないからストレスを感じるかもしれません。
しかし、
できないことができるようになるから
練習が楽しかったりします。
なので
論理的に色々考えて練習する方法以外に、
なかなか成立できない練習に挑戦するのも
いいものですよ。
今回紹介した「2つのボールを使ったラリー」や
「いつもより球足が早いコートでの練習」以外にも
アイデアひとつで色々負荷を作れますよ。
例えば、
普段使っているラケットより
面が小さいラケットで練習すると、
真ん中で当てる能力が高まります。
真ん中以外はうまく飛ばない
100平方インチ以下のフェースがオススメです。
それ以外にも、ボールが見にくい
ちょっと暗い場所で練習すると
ボールを見る力が養われます。
そう考えると、
どう跳ねるかわからないイレギュラーが
多いコートも、反応を高める練習だと思えば
集中して取り組めます。
以前もお話しましたが、
試合はそもそも不安定なものなので
安定した環境だけではなく、不安定な中でも
練習してくださいね^^
では!
スリー
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