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フィジカルテニスと線路と列車の話
「列車」と「線路」って2つともあって
はじめて成り立ちますが、この考え方が
実はテニスにも役立ちます。
でもテニスになると
昔からなぜか注目されているのは
線路の方です。
もうすでに線路はできているのに
それでもずっと線路を作り続けるのです。
だから
私はメルマガやブログで列車のことを
よく話しています。
この例えでよくわからないなら
今回の記事はぜひとも集中して
読んでください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): I
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 26〜30歳
■テニス歴(フリー04): 2年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニススクール活用法.com
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): シングルス派
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【Iさんからのご質問】
スリーさんこんにちは。
いつもブログを参考にさせていただいています。
スリーさんへの質問は、
スクエアスタンスの際のエラスティックエナジーと
アクション・リアクションの体の使い方です。
プロが打つような飛び上がるようなショットは、
上のような体の使い方でしっくりくるのですが、
スクエアスタンスだとし地面から上がってくる
上の力とスクエアスタンスの前に行く横の力が、
僕の中でしっくりきません。
スクエアスタンスは極端な話、
助走をつけて打つイメージです。
このとき膝の曲げ伸ばしがないように
見えてしまいます。
長いメールなってしまいましたが、
周りの人にも明確な答えが帰って来ず、
素振りや球だしを悩みながら行っている状態です。
初心者の的はずれな
質問かもしれませんがスリーさん、
よろしくお願いします。
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【スリーの回答】
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Iさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
スクエアスタンスでのストロークに
ついてですね。
基本的にスクエアスタンスだと
踏み込んで打つイメージがありますが、
バイメカの考え方だと少し体の使い方が
変わってきます。
イメージとしては
右足(右利きの場合)でエラスティックエナジーを
使って生み出したら、それを左足に伝達することが
目的です。
ちょっと文章では難しいので
バイメカ動画などを作成しましたが、
簡単に言うと右足のエネルギーを左足に
移すというイメージです。
野球のピッチングと同じ体の使い方ですので、
プロ野球選手の投手を見てみてください。
右足を伝って左足にパワーが
送り込まれるのがわかりますよ!
チャンスボールを強打するのなら
助走のイメージで正しいのですが、
エラスティックエナジーとアクション・リアクション
などのバイメカを利用するのなら今回お伝えした
ことを意識して練習に取り組んでくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ-----------------
今回はバイメカ動画でお話している
内容でのご質問でした。
動画で話していることを
頭に入れてテニスを考えてくださっているようで
私としても嬉しいですね。
そこで
ちょっと質問からは趣向が変わりますが
なぜ私は『アナトミー・トレイン動画』の中に
『バイメカ動画』を収録したのかわかりますか?
実はそれこそが今回のご質問に対する
答えになるのですが、バイメカ動画は
バイオメカニクスといって、体の使い方を
運動連鎖でお話しています。
つまり
体の中で何が起きているのかを
説明しています。
アナトミー・トレイン動画は
その体の使い方を「アナトミー」(細胞学)という
もっと細かい視点から説明しています。
そして
今回一番伝えたいのが「トレイン」(列車)
の部分です。
これらをまとめると
細胞学レベルでの運動連鎖によって生まれたパワーが、
体の中を列車が駆け抜けるように走っていく感覚を
あなたに届けたいといつも考えています。
今回のご質問も体の中をパワーが列車のように
駆け抜けていくイメージであればわかりやすいのでは
ないでしょうか。
でも
今回の質問者さんは列車ではなく
【線路】が動くイメージでした。
このイメージが実はすごく大事なのです。
もし私の言っている意味がわかりにくいのなら、
もう一度、今回のご質問を読んでみてください。
そのあとに私の回答を読んでください。
確実にそこには線路と列車の違うイメージが
存在しています。
このイメージがすぐに見えたのなら
あなたはかなり「機能分析」的な観点で
テニスが見えてると思いますよ^^
では!
スリー
では!
スリー
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