テニススクール活用法.com

 

すべては肩甲骨から始まる。

今までこのようにお話してきました。

さらに肩甲骨の具体的な使い方として
「ショルダーオーバーショルダー」という
体の使い方を紹介しました。

今回はそこからさらに次の動作について
お話しています。

この考え方はサービスのみならず
フォアハンドストロークにも応用できますので
頭を柔らかくして読んでください。

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【 U.Eさんからのご質問】

スリーさん、こんにちは^^

いつも朝のメルマガを楽しみに毎日を
過ごしております。

先日の「ショルダーオーバーショルダー」
の記事、興味深く読ませてもらいました。

本質を知ることの大事さを改めて感じま
した。

サービスでは、右利きの場合
「両肩の入れ替えのために左手を使う」
という本質が大事なんですね。

さて、質問ですが、ストロークでも
この本質は変わらないのでしょうか。

特に、フォアのストロークで打ち負けて
しまうことが多いですので、どうしたら
よいのか考えています。

相手がハードヒッターでスピードと威力
のあるボールを打つ相手だと、押し負け
て面がブレてはじかれてしまうのです。

フォアのストロークでボールを強く叩く
（しばく）上での体の使い方と練習方法
のアドバイスがございましたら、教えて
頂けましたら幸いです。

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【スリーの回答】

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U.Eさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^

フォアハンドストロークを
強力なものにして、ハードヒッターに
打ち負けない方法ですね。

そういう意味ではストロークも同じで、
肩の入れ替えが有効です。

右利きのフォアハンドストロークでしたら、
左肩を前に出しておき、スイング時に左肩は
後ろで右肩が前です。

よく左手でボールを指さすという指導がありますが、
正確には左肩を前に持ってくるためです。

この両肩の入れ替えがスムーズに出来るようになれば、
上半身のスイング速度は大幅に上がります。

そうなると２つの問題が出てきます。

ひとつは上半身のスイング速度に下半身が
絶えれなくなってバランスを崩してしまいます。

もうひとつはラケットが軽い場合、
自分のスイング速度と相手の球威によって
面がブレてしまいます。

なので
足腰の強化と重めのラケットが必要と
なってきます。

もしくは
相手の威力があるボールと打ち合うのではなく、
スライスやブロックショットなどで相手ボールの力を
利用するのも方法のひとつです。

一番自分にあった方法をチョイスしてくださいね^^

では！

スリー

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---------------まとめ-----------------

一番わかりやすい肩の入れ替えを感じる方法は
キャッチボールです。

オーバースローはサービスで
サイドスローがストロークの体の使い方です。

ただ投げるのではなく、
絶えず肩の入れ替えを意識して
キャッチボールをしてください。

機能分析を教えてくれる神谷コーチも
「投げる」「捕る」「打つ」「走る」
などの動作がテニスにとっては非常に
大切だと話されていました。

私自身、レッスンでサービスを指導する際は、
結構キャッチボールを取り入れています。

そこで結構な時間を使ってボールの投げ方を
レクチャーします。

 

絶対に外してほしくないポイントとしては、

ボールを投げる直前（腕を後ろに引いている状態）は

１、肘の高さが肩の高さと同じ

２、手の甲が自分の顔を向いている

この２点を確認してもらってから
投げてもらっています。

下にその際の投球フォームの画像を
貼っていますので参考にしてください。

　↓　↓　↓

【投球フォーム参考画像】

 

利き手が画像のような位置にあることによって
ボールを投げるときに肘から出てきます。

 

このメカニズムなしに良いショットは打てません。

 

どのショットもすべては連動です。

 

肩甲骨 ⇒ 肘 ⇒ 手首

 

この感覚をつかむためにもぜひ
キャッチボールをあなたのテニスに
取り入れてくださいね！

では！

 

スリー