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メンタル最後の最後まで諦めてはいけない
もう何年も見てきたテニスの試合ですが、
改めて試合で勝つことの難しさと
このスポーツの怖さや奥深さを感じました。
それは全豪オープン1回戦の錦織選手の試合で、
相手は世界ランキング176位で今回予選から勝ち上がってきた
ポーランドのマイクシャック選手です。
第1セットからマイクシャック選手はフルスロットルで
ドンドン打ち込んできます。
錦織選手もなかなかこの攻撃に対応できず
6−2でマイクシャック選手が取りました。
でも、第2セットは錦織選手もペースを変えるなどして
タイブレークまで持ち込みましたが、大事な場面でミスをしてしまい、
7−6(8−6)でまたもやマイクシャック選手が取ったのです。
見ていて何度も錦織選手はブレイクポイントがあったり、
セットポイントも訪れましたが、そこを取り切れずに
第2セットも落としたので、さすがに2セットダウンは
「負けるかも」と感じました。
錦織選手自体も第2セットを落としたときは
下を向いてうなだれる様子だったので、
かなり敗色濃厚でしたよ。
セットが終わってトイレから帰ってきた
マイクシャック選手の堂々とした歩き方に
「勝者の顔だ」とも思いましたね。
でも、ここからがスポーツの怖いところで、
第3セットに入ってから急にマイクシャック選手の
動きに異変が起こったのです。
どう見ても動きが悪いし、
今までのセットにはなかった簡単なミスをしだしました。
どうやら右足に痙攣が起こったようで、
足をかばいながらのプレーになったのです。
きっと第1、2セットで飛ばしすぎて
体が悲鳴を上げたのでしょう。
正直、マイクシャック選手の第1、2セットのテニスを見て、
このプレーを続けたらかなり上まで勝ち上がれる選手だと感じました。
だけど体力やペース配分、そして5セットなどの経験も
全部ひっくるめて実力なので、2セットダウンから追い上げ、
最終的に3−6、6−7、6−0、6−2、3−0retという
マイクシャック選手の途中棄権で逆転勝利した錦織選手は強かったです。
第2セットも先にブレイクされましたが窮地で追いつき、
タイブレークまでもつれたからこそ、相手の体力を奪うことができました。
そう考えると、テレビ越しで見ているだけなのに、
2セットダウンで「負けた」と思ってしまった自分が恥ずかしいです。
やはり「最後の最後まで諦めてはいけない」という
マインドはどんなときでも持っておきたいです。
それと同時に2セットアップから体が動けなくなって
負けてしまったマイクシャック選手の無念さを考えると胸が痛いですね。
私もが大学の試合に出たときに高校が1セットマッチだったのに対して、
大学は3セットマッチだったので、ペース配分の難しさに苦しんだ過去があります。
ある程度慣れましたが、ファイナルセットまでいくと足が痙攣して、
何度も動けなくなって負けた経験があります。
そのときに負けていたら割り切れますが、
勝っていたのに動けなくなっての逆転負けはずっと頭に残るので、
マイクシャック選手には早く切り替えてもらいたいです^^
では!
スリー
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