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メンタル自分たちのプレースタイルを貫く決意
先日は久し振りの試合でした。
私は毎年、高校時代のテニス部メンバーとダブルスの
団体戦に参加しているのですが、今年で4年目です。
そのリーグで1位通過したら上のリーグに上がれるのですが、
今年は6部という舞台です。
スタートが9部だったので、順調に昇格できていますが、
段々相手も強くなっていきます。
私は大体普段サラリーマンをしている友人と
ペアを組んで出場していますが、彼は普段ほとんど
テニスをしていません。
なので、
作戦としては友人がとにかく深いところにストロークでボールを打って、
私が積極的にポーチで決めるという形を取っています。
そうなると私たちペアの生命線は
友人の深いストロークと私の決めボレーです。
でも、
友人はオフ期間に今までフルウエスタンというかなり厚いグリップで打っていたのに、
コンチネンタルという薄いグリップに変えるなどして試行錯誤していたので、
本番はまったくラケットが振り抜けないという状況に陥っていました。
やはり練習では打てても、いざ緊張する試合になれば
同じように打てるとは限りません。
ですから、
友人のストロークはフワッと入れに行くショットしか打てなくなっていて、
ポーチに出るのは結構大変でした。
しかも私は普段、レッスンで思いっきり決めボレーを打つことが少ないので、
うまくボールに触れたとしてもミスを連発してしまいました。
そうなると2人揃って生命線のショットが不安定なので、
なかなかゲームが取れません。
正直、あまりにもボレーミスをしてしまうので、
ポーチに出るのを止めようと思いましたよ。
だけど、
相手のサービスがそこまで強くなかったので、
攻撃的なレシーブでポイントを取ることができました。
肩甲骨や股関節を意識しては、
絶対的な基本を心掛けて返球したので、
かなり強烈なレシーブが打てたと感じています。
実際、サービス&ボレーに出てきた相手のラケットを弾いて
ミスをさせることができたのは大きかったですね。
そうやってラケットを振りぬいていたら
気持ちも攻めの姿勢が崩れなかったので、
どれだけミスをしてもポーチに出続けました。
ペアの状態を見たら私がポーチに出なかったら
決め手がなくなると思ったので、どれだけミスをしても
ボレーを打ち続けたのです。
それでも最後までボレーの感覚は戻ってきませんでしたが、
あれだけ攻めていたら相手が段々引き気味のプレーになったので、
こちらに流れが来てくれました。
最終的に3セットマッチでしたが、
「6−4、6−3」で勝利することができましたよ。
今回はミスが多かったですが、
それでもポーチに出たのでエースの方が上回ったのが
スコア的な勝因だと感じています。
ですが、それ以上にミスをしても自分たちの戦い方を変えずに
プレースタイルを貫き通すことができた「メンタル」による勝利でした。
多分、私も友人もミスが多いからといって
戦い方を変えていたら負けていたと思います。
試合後友人は、
「本当はもう少し攻めてもよかったけど勝ちに徹した」と言っていました。
確かにあれだけゆっくりなボールしか打てないのなら、
その分ラリーが多くなるので相当疲れます。
だったら強いボールを打って少しでも楽したくなるのが人間心理です。
しかし、友人は「今は打てない」と受け入れて、
守りに徹したのがよかったのかもしれません。
そしてそうなると、「自分が決めに行くしかない」と
私自身も決意できたので、どれだけミスしても攻め続けるができました。
こういう「自分たちのプレースタイルを貫く決意」という
メンタル面が勝利につながったので、この考え方を忘れずに、
技術を修正して次の試合に挑みたいです^^
では!
スリー
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