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メンタル考えるテニスは強さにつながる
相手が自分より明らかに上手いからといって
必ず負ける訳ではありません。
戦い方によっては自分より上手い相手にも
勝つことができます。
なぜなら勝負は上手さだけではなく、
強さも必要だからです。
今回はそんな勝負に勝つための強さの秘訣について
お話しています。
まずはこちらの質問からご覧ください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): K
■性別(フリー01): 女性
■年齢(フリー02): 51〜55歳
■メルマガ、ブログ、HPへの引用方法(フリー03): イニシャル
■お問い合せ内容(フリー08): 感想
■内容を教えてください。(フリー09):
【Yさんのご感想】
いつも気になるのは、やはり戦術/考えるテニスについてのお話です。
スリーさんの「相手を見て、相手を主語に」という考え方をして、
試合をしようと思っているのですが、負け始めると、
途中でわからなくなることもあります。
ですから、また戦術/考えるテニスについてのお話などを
違った角度から聞かせていただけるとありがたいです。
実は、先日のトーナメント(シングルス)に参加して、
どう戦っていいのか わからなくなり、結局周りで見ていた方々に
「やりすぎ/you did too much!」と言われてしまいました。
今回は芝のコートでのトーナメントでした。
さらに、ある意味幸運なことなのですが、
シングルスの二回戦の相手は ITFのシニアの部(65歳)で
現在14位という方との試合でした。
その方は私のような素人相手で、
そんなに強いショットを打つわけではないのですが、
芝というコートをよくご存知のようで、深いスライスのショットとボレー、
そしてボールの正確なプレースメントで点を取られてしまいました。
私はというと結局あちらこちらに走らされていた感じがあります。
スリーさんの「相手を見て、相手を主語にして」という考え方をやらなければと思い、
頑張ってみたのですが、結局空回りしていたようです(笑)
一つ私がやって効果的だったのはサーブのリターンをショートアングルに返球する
(こちらでは みんなチップリターンと言いますが)ということでした。
でも、
これも練習不足でミスもあり、毎回はできませんでした。
結果、すっかり負けてしまいましたが、
いい経験をさせてもらいました。
さらに、自分の技術の未熟な部分も(彼女と比べると ある意味全部ですが)
気づかせてもらいました。
スリーさんが音声でお話しされていたトライをして、
できなかったことを次のトーナメントのために
練習するということを体感できました。
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【スリーの回答】
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Kさん
ご感想ありがとうございます!
スリーです^^
「相手を見て、相手を主語に」についてですが、
これは思い付いてもすぐに体現するのは難しいかもしれません。
でも、相手が何を考えていて、何をされたら嫌なのかが分かってきたら、
それをやらない理由はありませんよね。
それに思い付いたことを実行し続けていたら段々できるようになってきますよ。
そのためにもトライ&エラーを何度も繰り返しましょう。
すべてが経験になりますし、その経験から成功する術が見えてきます。
なので、Kさんが向かれている方向は間違っていませんので
これからもトライし続けてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
当然、コートに立ったら自分のテニスをすることを
第一にしてプレーしています。
でも、
パッっと見てどう考えても相手がバックハンドが苦手そうだったら
そこを攻めた方がポイントが取りやすいですよね。
しかもそれを相手の立場になって考えたら、
「狙われたくない」という気持ちが伝わってきます。
そうなったらそこを狙わない理由はありません。
このような考え方を大きく使っていくと、
どんな相手にでも通用します。
例えば、相手がどう考えても自分より上手くて
まともに戦ったら勝てないくらいの実力差があるとします。
そんなときこそまずは相手が苦手としている部分を探して、
そこを狙うしかありません。
だけど、
相手が実力者であればあるほど弱点が少ないですし、
仮にそこを突いたとしても、それをうまく回避してきます。
しかし、
そんなときこそ「相手を見て、相手を主語に」の
精神で挑みましょう。
もしかしたら相手は自分の方が圧倒的に強いのに、
長々と戦うことを嫌っているかもしれません。
または、
弱点を回避するだけで心の中では
「勝った」と思っているかもしれません。
そういう心の隙を狙うことも戦いにも必要です。
ちなみに
もし相手が少しでも心の隙を見せたら、
私はそこから状況を打開していきます。
相手は私には負けることはないだろうと思いながらプレーしているので、
まずは1ポイントを取る時間を長くなるようにします。
ポイント間のテンポをゆっくりにしたり、
中ロブなどを入れて粘りのテニスをします。
こんな感じで試合時間を長くすればするほど
相手は「何故この相手に時間を掛けているのだ」とイライラして、
早くこの試合を終わらせようとしたらそれはチャンスです。
試合を早く終わらせようとする人は攻め急いでくるので、
無理に打ち込んでミスをする可能性が増えます。
そして、1ポイントでもミスをしたら
相手はよりイライラするのでプレーが荒くなります。
あとはそのイライラを増すような意表を突くプレーをしたら
自滅してくれる相手は意外に多いですよ。
急にネットに出たり、ドロップショットを打ったり、
粘っていると思ったらいきなりハードヒットをしたり・・・
ここはそれこそ本当に相手の立場になって考えてみてください。
どのようなプレーをしたらイライラが増すのかが分かったら
かなり勝率は高まります。
けれども、イライラしない相手も当然いるので、
そういうときはまた違う作戦を考えましょう。
人によっては体力がないプレーヤーもいるので、
そういう相手には体力を消耗させる戦い方をします。
こういうときも大抵は粘りのテニスが効果的なので、
「相手を見て、相手を主語に」で何をするべきなのかを考え、
そこに「粘りのテニス」を取り入れることも大切です。
こんな感じで勝ちにつながる戦い方ができる人には強さがあるので、
そこも目指して練習してくださいね^^
では!
スリー
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