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メンタル

最後の1ポイントまで取りきる大変さ


例えばサッカーのような時間制のスポーツは
時間が過ぎれば勝敗が付きます。

 

でも、テニスのようなポイント制のスポーツは、
どちらかが決まったポイントを取り切るまで終わりません。


そういう意味では負けるのは簡単ですが、
勝ちきるのは結構大変です^^;


時間制のスポーツは先制して、
守りきるという手段があるのに対して、
ポイント制のスポーツは、マッチポイントまで
取りきらないとならないからです。


当然、どのスポーツも勝つのは大変ですが、
ポイント制スポーツの「最後の1ポイントまで取りきる」
本当に独特な大変さがあると感じています。


今回はそんな最後のポイントを取りきる大変さについて
お話していますので、まずはこちらの質問からご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): Y
■性別(フリー02): 女性
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Yさんのご質問】


団体戦があり、どうしてもメンバーが
足りないということで急遽参加しました。


その際、初めてミックスダブルスを経験しました。


6ゲーム先取、ノンアドでした。
5−5で私のサーブの順番でした。


0−40までいってしまったのち、40−40になり、
ディサイディングポイントのサーブをダブルフォルトで
ゲー ムセットという結果となってしまいました。


その時、ファーストサーブを打つ時から、
体がカチカチになってしまい打つ前から
サーブが入る気がしなく、セカンドサーブの
つもりでファーストサーブを打ちました。


それがネットし、次のセカンドサーブの時も、
さらに緊張してしまい、今度はギリギリな感じで
フォールトしてしまいました。


スリーコーチにお聞きしたいのですが、
サーブやリターンの大切なポイントの時など、
緊張で体が硬くなってしまっている時に
スリーコーチは何かリラックスする方法を
とっていらっしゃいますか。


教えていただけましたらお願い致します。


お返事は急いでおりませんので
いつでも大丈夫です!


よろしくお願い致します。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Yさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


緊張する局面でのサービスは
確かに体が硬くなってしまいますよね。


それが急遽出場した、しかもはじめてのミックスで
5―5の40オールだったら仕方ない部分もありますよ。


プロの試合を見ていても、
マッチポイントでダブルフォルトをするシーンを
よく見かけますので、これらは経験していかなければ
ならない部分なのかもしれません。


ちなみに
私も緊張した場面でサービスを打つときに
入る気がしないと感じることがあります。


そういうときはひと呼吸おいてから打つようにしていますが、
間を取れないときは、ネットフォルトをしないように大きく
打つように心掛けています。


ネットフォルトは弱気というイメージがあるので、
どうせフォルトするなら強気と思うからです。



緊張した状態はプロでも簡単には解消できないので、
最後は気持ちかなと感じています。


なぜならファーストからセカンドサービスを打っても
入らないくらい追い込まれている状況なのですから、
最後はどれだけ開き直れるかだと思いますよ^^;


私の経験上の話で極端考え方ですが、
「ダブルフォルトしてもいい」くらいの気持ちで
強気で打てているときは意外とコートに入ってくれます。


ですから、
勝負は相手より強い気持ちを持ち続けられた方が勝つので、
最後の最後は負けん気を出せるように心掛けてくださいね^^



では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


テニスはよく「メンタルスポーツ」だと言われていますが、
本当に精神面が左右されると思います。


今回いただいた勝敗が決まる局面もそうですが、
「勝てるかも」と感じたときも心が揺さぶられます。


どれだけスコアで圧倒していても、
「ここから逆転されたらどうしよう」という
不安が自分のプレーを狂わしたりします。


だから、
最後の1ポイントを取るまで油断できないのが
時間制限のないスポーツの特徴です。


でも、この精神的に追い込まれる感覚を乗り越えるには、
「経験」しかありません。


「あれだけ勝っていたのに逆転された」

「マッチポイントを取りきれずに負けた」

「勝ちたいという気持ちが空回りした」

「緊張から体が重くなった」

「試合中頭が真っ白になって何もできなかった」

「色んなことを考えすぎて動けなくなった」


・・・



などなど、
テニスをしていたたよく聞く状況ですが、
私はすべて経験してきました。


これらの経験があるから次の対処法が浮かんできますし、
もらったアドバイスが心に染みます。


それらを踏まえた上で、
精神的に追い込まれたときの対処法が
「強気」という答えだったのです。


当然、人によって答えは違うかもしれませんが、
とりあえず試してみる価値はあると思います。


そんな試行錯誤と色んな経験の中で
段々自分流のメンタルタフネスが生まれてきますので、
ときには精神的に追い込まれることも大切かもしれませんよ^^

 

 

では!

 

 

スリー

 
 

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