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メンタル勝てない相手がいることは幸せ
スペインのバルセロナで行われていた
マスターズ500の大会で錦織圭選手が
3連覇をかけて、ナダル選手と決勝戦を行いました。
もはやこのシチュエーションがすごいです^^
完全に錦織選手はトップ選手として
世界に認められていますね。
錦織選手の活躍を見ているといつも思うのですが、
一昔前は、日本人選手がナダル選手のようなトップ選手と
対戦するだけでニュースになっていました。
しかも、
クレーコートという体力が必要とされるサーフェスだと
今まで日本人選手はほとんど勝てていませんでした。
このような歴史が数年前まで続いていただけに、
今回のような決勝戦で躍動する日本人選手を見ると、
本当に夢を見ているような気分になります。
スペインの大会なので、
ナダル選手にとってはホームですし、
スタジアムは満員の観客で埋め尽くされています。
そんな完全アウェイの中、決勝という舞台で戦う
錦織選手に改めて経緯を表したいと思います。
結果は残念ながら4ー6、5−7で負けてしまいましたが、
すごい打ち合いもあり、非常にハイレベルな戦いでした。
これで通算成績はナダル選手に対して
1勝9敗と錦織選手が大きく負け越していますが、
実力の差は確実に縮まっています。
最初の頃は当たり前のように負けていましたが、
これまでの経験が彼を強くしているのでしょう。
きっと、これまでの悔しい敗北があったからこそ、
こうして世界のひのき舞台で活躍できる選手に
なれているのだと思います。
そう考えると、
10回戦って1回しか勝てない相手がいることは
幸せなことかもしれません。
この相手に勝ちたいという目標ができますし、
それを実現するための具体的な練習を組むことが
できるからです。
実は大きくレベルアップするコツは、
ひとりの強い相手に勝つための練習をすることです。
全然敵わない相手に勝つための練習を考えると、
自分に求められることが高くなります。
最初は大変かもしれませんが、
そこに取り組んでいくことによって
同じくらいの相手やそれよりもう少し強い相手を
知らない間に追い抜くという現象が起きたりするのです。
だから、なかなか勝つことができない相手と
対戦できることは貴重な経験なのです。
なのでもし、
なかなか勝てない相手があなたにいるのなら、
その人から勝利するためのメニューを組むなどして、
ターゲットを絞った練習を徹底してください。
それが結果的にあなたの自力を
飛躍的に高めてくれますよ^^
では!
スリー
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