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メンタルテニスは外的要因との戦いです
テニスって色んな環境や状況で
プレーすることが多いですよね。
サーフェスもハードコートやクレーコート、
日本ならオムニコートにカーペットコート。
さらにはインドアやアウトドア。
そこに風やナイター設備の照明など、
対戦相手以外の外的要因がたくさん存在します。
そんな中で自分を発揮していかなければならない
テニスはなかなか難しいスポーツですが、そこに
面白さもあります。
今回はそんな外的要因に関するお話です。
まずはこちらの質問からご覧ください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): R
■性別(フリー02): 女性
■年代(フリー03): 46〜50歳
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【Rさんのご質問】
こんにちは。
早速、ナダルのことをとりあげて
くださったのがうれしくてメールしました。
自分でもこんなにのめり込む選手って他にいません。
何と無く自分に似ているというかー。
プレースタイルはまったく違いますが、
性格とかものへの取り組み方、足が早いけれど怪我も多く、
決して幸運ではない分、努力を惜しまない。
雷も怖がるところは親近感があります。
スリーさんのお話で、
イチローにも尊敬するようになりました。
野球選手は好きではないのですが、
イチローは人としても見習いたいですね。
前置きが長くなりました。
実は風の日対策をお聞きしたいのです。
欧州の冬は寒く、ほとんど屋内でのプレーでした。
4月から外に変わりましたが、初日てんでうまく行かずで。
風も強く、時々冷たい小雨まじり。
クレーコートや屋外は慣れているはずなのに、
今回は屋内から屋外への移行がうまくいきません。
屋内では、高い打点から打ち込んだり、
高く弾む球も攻撃的に処理する練習をやっていました。
以前は、ハードコートは苦手でしたが、
今はそれがすごく好きになっています。
が、クレーだと調子が狂います。
特に風と太陽。ドロップショットは得意で、
クレーでは効果大です。
でも、
向い風で球が押し返されたのをはっきり見ました。
ストロークもです。
横風の時は計算したはずなのに、
流されていくのを目撃。
サーブはトスを低めにし、スライス、
もしくはトップスライスにしますが、
威力が出ません。
相手も似たり寄ったりですが、
なぜか、ストロークはレベルスウイングなのか、
低い弾道で、あまり風に流されていません。
でも、ネットのリスクが高いです。
とにかく春は風が強いので、風の中での
戦い方のアドバイスを教えてください。
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【スリーの回答】
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Rさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
ナダル選手もイチロー選手も取り組んでいる
スポーツに一途で、ストイックなところが私は好きです。
やはり分野関係なく、プロフェッショナルに
徹している選手は尊敬に値しますね。
共感していただき嬉しいです^^
そして本題の風の中での戦い方ですが、
まず1つめはおっしゃる通り、相手も同じ環境下で
プレーをしているということです。
2つめは、
本来テニスは自然の影響を受ける中で
プレーするものだということです。
3つめは、
自然の影響を受けにくいテクニックが
あるということです。
この3つの要素を受け止めることが
自然対策だと私は考えています。
これらを踏まえると、
屋内でのプレーに慣れている人は屋外でのプレーに
戸惑うのは仕方がありませんよね。
だから
屋外では屋外のテニスを心掛ける必要があります。
屋内でのプレーを屋外で再現しようとすると
ストレスが生まれるので、風や太陽を利用する
発想をもっと取り入れて、屋外用のプレーも確立しましょう。
ポイントは「割り切ることを決めること」なので、
状況を受け止めて、自然を利用したプレーを
心掛けてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
高いパフォーマンスを発揮するためには
精神面がクリアでなければいけません。
そのためには、
風や太陽などの環境面はもちろん、
自分の体調面などのコンディションも
クリアにする必要があります。
ただ、これらの要素をクリアにするのは
ハッキリ言ってかなり難しいです。
そうなると、
最後は割り切るしかないというのが
私の中で出た結論です。
「相手も強風の中でプレーしている」
「勝ち進んでいけば誰だって体力は落ちてしんどいはず」
「優勝候補の人だってプレッシャーと戦って大変なんだ」
・・・
などなど、
自分の中で引っかかる条件をすべて割り切っていくと、
前に進むアイデアや提案が浮かんでくるものです。
「風下では我慢のプレーをして、風上では攻めていこう」
「コンディションを保つために試合前後のストレッチを入念に行おう」
「負けても命を奪われるわけではないので自分らしく戦おう」
こんな感じで発想はそれぞれで構いませんが、
今おかれている状況を今回の質問者さんのように
把握していくと、自ずと自分のやるべきことが見えてきます。
その先に「オールラウンダー」という
プレースタイルが見えてきますので、最終的には
「○○主体のオールラウンドプレーヤー」と
自分を表現できるようになりましょう^^
では!
スリー
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