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メンタル

試合と練習のギャップを埋める思考法

 
 
よく、試合中に起こる緊張やプレッシャーについて
質問を受けることがあります。


やはり試合は練習とは別で、
いつもとは違う環境・相手・状況の中で戦うことが
ほとんどなので、普段とは違う心理状況になります。


だから、なかなかいつものように
体が動きませんよね。


これは誰にでも起こることなので
ある程度は仕方ありません。


ただ、私が見ている限りだと、立ち上がりの考え方によって
中盤や終盤の戦い方が変わってくると思います。


序盤は誰でも体が硬くなります。


なのに、
最初から普段通りのテニスをするのは難しです。


それより、
「段々自分の力が発揮できればいい」という考えで
プレーした方が気持ちが楽です。


いきなりいつも通りのことを目指すのではなく、
少しずつ普段のテニスをすればいいのです。


試合はいつもの練習とは必ず違う点がありますよね。


その部分を認めると冷静な自分になれたりしますよ。


このことを踏まえて最初は
普段より少しスイングスピードを落として、
その分足を動かすと、早い段階で体が温まってきます。


そうなると、自分からのミスも減って、
ラリーが増えるとテンポも良くなってくるので
いつものリズムが生まれます。


こんな感じで徐々に普段の自分に持っていくことが
試合で力を発揮する方法のひとつです。


ちなみに
こういう変化に対する順応の難しさは
テニス以外でも起こったりしますよね。


周りが今までとは変わってくると何だか寂しくなったり、
これまでとは違う状況についていけなくなったりするものです。


でも、時は流れているので、
絶えず変化していくのは仕方がありません。


大事なのはテニスと同じで、
最初からいつも通りやろうとして無理をしないことです。


それより、現状をできる範囲で把握して、
徐々に自分をマッチさせていく方が自然です。


「時の流れに身をまかせ〜」という歌もありますが、
あまり過去に囚われすぎると、体が動かなくなりますよ。


練習も言ってしまえば過去に行ったことなので、
それらを踏まえた上でやってきたことの再現を
心がけましょう^^


では!


スリー

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