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メンタル勝利より敗北から学べることの方が多い
先日、ダブルスの試合に出ましたが
久しぶりに自分たちのテニスがまったくできずに
負けてしまいました。
団体戦に出場していて、
今回の試合が第4戦目でした。
ただ、試合前日に組む予定だったペアが
急に出られなくなってしまい、代わりに
そのペアの職場の後輩と出てほしいと打診されました。
即席で組むのはリスクがあると思いましたが、
かなりテニスが上手いということだったので
承諾しました。
実際、当日に初顔合わせをしましたが、
彼のその輝かしいテニス経歴を聞いた
団体メンバーの期待値はかなり上がっていました。
みんな「プロが助っ人にやってきた」という評価だったので、
私は正直、どういう立ち位置で組めばいいのか戸惑いました。
というのも、
私のダブルスはペアにチャンスボールを作る
プレースタイルなので、連携をすごく大切にします。
でも、圧倒的なショットスキルがあるのなら、
そういう流れを作らなくても勝手にポイントを取ってくれるから
余計なことはしないでおこうという考えが頭をよぎったのです。
だけど、そんな人任せな考え方が
あとで最悪の結果を生み出すなんて知らずに
コートに向かいました。
トスで相手がサービスを選んだので
私たちはレシーブ側になりました。
私はアドバンテージサイドのレシーブなので、
ペアは最初にサービスを受けるデュースサイドです。
そして注目の一球目。
相手サービスに対して「ドゴーン!」という
すごい打球音でペアがボールをヒットしました。
だけど、
思いっきりコートを外れてアウト一直線です。
「あれっ・・」
ちょっと嫌な予感がしましたが、
最初だから気にしません。
しかし、次のレシーブもその次のレシーブも
プロのようなショットでミスを連発していくのです。
私もテニスコーチなので、
何となく色んなことが見えてきました。
そこからギアを上げてポイントを取りに行こうと
切り替えましたが、なぜか私も同じようにミスを連発して、
2人でわかりやすく崩れてしまいました。
そこから立て直すことができずに
4−6、2−6で完敗でした。
結論から言うと、
ペアに任せていたら勝てるという弱い気持ちが
色んな状況に対応できなかった要因だと反省しています。
あとから聞いたのですが、
助っ人ペアは昔バリバリ練習していたけど、
今はほとんどラケットを握っていなかったそうです。
ただ、
こんなにレベルの高い試合だとは思っていなかったらしく、
申し訳なさそうでした。
そう考えると、
私は「依存」でペアは「油断」という精神面が
敗因だったと思います。
ただ、今回助っ人として組んでくれたペアは
突然の依頼だったし、お願いした本来のペアの
説明不足だったのかもしれません。
それらをトータルすると、こちらの準備不足になるので、
試合が始まる前から自分たちは負けていました。
改めてテニスの難しさを感じましたし、
今回お願いしてわざわざ出てもらった助っ人ペアに
勝利まで委ねてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
だけど、今回の敗北から
「誰と組もうがベストを尽くして自分のテニスをするだけ」
という大切な考え方を身をもって経験できたと思います。
それと同時に、
「勝利より敗北から学べることの方が多い」
という言葉を実感できた貴重な一日でした^^
では!
スリー
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