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メンタル栄光の陰で流している汗や涙を多くの人は知らない
普段からテニスと人生はつながっていると
お話してきました。
そこで、トッププロの試合や
これまでお話してきたことを参考に
テニスと人生のつながりを紐解いていきます。
非常に大切なメンタルの要素も踏まえているので
じっくり読み進めてください。
今回はメルマガのみに掲載している
「編集後記」をご覧になった方からの
質問にお答えしています。
--------------ここから---------------
■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： R
■性別（フリー02）： 女性
■年代（フリー03）： ４６〜５０歳
■テニス歴（フリー04）： 中学生から。ブランク、ところどころあり。
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： どちらも
■お問い合せ内容（フリー08）： 感想
■内容を教えてください。（フリー09）：
【Rさんのご感想】
こんにちは。
「やはりビッグ4は別格ですね」と仰られ、
嬉しくなりました。
ナダル復活を祈願している者として、
救われる言葉。錦織に負けてもメンタルに
余裕があるから、観客に答えられる。
とてもデリケートなナダルにとって、
今自信を取り戻すことが重要。
きっと、必ず戻って来る。焦りは禁物。
というようなことを、スリーさんの一言が、
私に語りかけて来ました。
これって、私自身への応援でもあります。
絶好調の時より、不調の時の方が多いものですからー。
D.C.での錦織の優勝は、
会場で見ていた娘の実況メールと写真で知りました。
日本人として嬉しいけれど、
何か絶対的なものを感じません。
たとえ、ナダルを倒しても。
手負いのナダルに勝っても本当の勝利ではないし、
だから、万全ではなかったマレーなのにやられて、
疲労困憊を理由に敗北。
無理しなければナダルに勝てず、
回復できずにマレーに負けた。
これってフィジカル面の問題もありますが、
やはりメンタルの問題につきるような。
ビッグ4の凄さって、
メンタルのとてつもない強さだと思います。
「めんどくさい感情は足かせ」と、ありましたが、
それもメンタルが弱いことが原因。
夏のバケーションシーズン、
7月などコートに人などほとんどなく、去年まではそれでも
一人で黙々とサーブの練習をやっていた自分がいたのに、
今年はまさに「めんどうくさい」で何もせず。
リゾート地でテニス三昧だったライバルの話を聞いても焦りもなし。
腑抜けている私に喝をいれられたような
スリーさんの今日のメールです。
「自分の勝ち方を身につける」。
文章に起こせるくらい具体的に考えることをせよ！
というのは勝ち方だけでなく、今の自分の面倒くさいの理由を
箇条書きにしてみて気持ちをまた奮い立たせてることを
教えてくれましたよ。
音声のアドバイスもより身近に感じられます。
まあスリーさんの口が、
疲れるだろうなーとは思いますが。
長文になり、すみませんでした。
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【スリーの回答】
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Rさん
ご感想ありがとうございます！
スリーです^^
グランドスラム以外の錦織選手の試合が
放送されるようになってから、改めて
ツアーの過酷さが伝わってきます。
ただ試合をすればいいだけではなく、
肉体面も精神面も充実した状態に持っていかないと
勝ち続けるのは難しいからです。
モントリオールで優勝したマレー選手ですが、
その前のワシントンでは初戦敗退でしたよね。
そう考えると、
何年もの間、トップに君臨するビッグ４は
本当にすごいんだと感じます。
フェデラー選手も一時期は調子を崩して
「引退説」まで出ていましたが、今の強さを見る限りだと
辛いときにどうあるべきなのかが大事なのだと思います。
ナダル選手もまだ調子が上がってこない状態ですが、
全力でプレーする姿や観客への対応、記者へのコメント、
すべてが尊敬に値します。
そのような姿を見ていると、
自分も頑張らなくてはと奮い立たせてくれますよね。
みんな苦悩しては試行錯誤して、
うまくいかない中をもがきながら前進しているので、
共に頑張りましょう！
私はそう自分に言い聞かせていますよ^^
では！
スリー
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---------------まとめ----------------
どれだけ順風満帆に見える人も、
実は陰で恐ろしく努力しているし、
辛い思いもたくさんしています。
例えばトップの選手の場合、
放送されるのは表舞台だけです。
でも
その裏ではとてつもない試練と戦っているのです。
錦織選手のコーチであるマイケル・チャンコーチも
「栄光の陰で流している汗や涙を多くの人は知らない」
とインタビューで答えていました。
これって私たちの日常生活でも
同じことが言えるのではないでしょうか。
辛いことがあっても笑顔で人と接したり、
努力したことが実らなくてひとり悩んだり、
未来が見えなくなって不安に襲われたり。
・・・
このような苦しい心境って誰にでもありますよね。
それを乗り越えた先に栄光が待っていますが、
なかなかたどり着くのは難しいです。
そんなときはこの言葉を覚えておいてください。
「ひとりでは何もできない」
これは私自身、学生のときに感じたのですが、
ひとりで頑張ろうとしても、結局何も出来ません。
周りの力があって、
はじめて何かを成し遂げられるのです。
だから
もしあなたが何かで苦しんでいるのなら
周りの力を借りてください。
当然、私に質問してくださるのも
方法のひとつです。
ちなみに私は学生時代、
テニス部の主将を務めていましたが、
ひとりで全部をやろうとして倒れたことがあります。
そこで人に頼ることを学びました。
きっと
当時自分になかったものが周りの仲間にあったのでしょう、
なので
あなたがもし今の状況から抜け出せずに
頭打ちの状態なら、きっと答えは他の人が
持っているはずです。
そういう視点で人に頼ってみると
「めんどくさい」になってしまっていた思考が、
「やってみよう」という好奇心に変わるかもしれませんよ^^
では！
スリー
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