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メンタル試合になるとミスがとても目立ちます
あなたは練習と試合ではどちらの方が
自分の力を発揮できますか?
きっと練習という答えの方が
多いと思います。
でも
練習は試合のために行うと考えたら
試合で自分の力を発揮したいですよね。
今回はそんな試合に強くなるお話です。
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■性別(フリー01): 男性
■年代(フリー02): 16〜20歳
■今一番テニスで悩まれていること(フリー03):
【ご質問】
現在高校二年生です。
テニス部として日々、活動しています。
軟式上がりで、硬式テニス自体は高校から始めました。
2年になり、技術もそこそこ向上してきたのですが、
練習時に比べ、試合になるとミスがとても目立ちます。
もともとアグレッシブベースライナーでボールが
コートに入る確率は七割から八割ほどですが、
試合になると三割もはいらなくなります。
考えず打ってるわけではなく、次の一球はこうとって、
アプローチなど考えてプレーしてはいるのですが、
ラリーが続きません。
自分としては試合経験の浅さが原因かなと思いますが、
スリーさんはどうお考えになりますか?
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【スリーの回答】
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こんにちは!
スリーです^^
いざ試合になるとミスが増えてしまうのですね。
ただ、
こればかりは誰にでも起こりうることなので
ある程度は仕方ありません。
練習とは違う状況になるので
その変化がミスを起こしているのです。
ではどうすればいいのか?
このお悩みを解決するには
配球を考えるだけでは足りません。
大事なのは「不安定な中で練習することが必要」です。
練習は基本的に安定した環境です。
慣れたコートで慣れた相手と練習するので
非常に心も体も安定しています。
しかし
試合は会場が普段練習しているコートではない場合がほとんどで、
しかも相手もいつもと違います。
そういう不安定な状況がミスを誘発するのです。
だから
普段からいかに不安定な状況を生み出して
練習するかが大切です。
例えば
ラリーはボールを何球も使うのではなく
一球だけで行うのも方法のひとつです。
ミスしたらペナルティーを課すのもいいでしょう。
そうやって自ら不安定な状況に追いこんで
練習するのが試合で力を発揮する近道です。
いくらでも工夫できますので
そういう負荷を考えてみては如何でしょうか?
練習の質が変わってきますよ!
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
私の高校時代のテニス部はとにかく先輩が怖くて
いつも緊張しながらボールを打っていました。
ちょっとミスしただけで怒られるので、
1年たったら半分以上の同期が辞めていました。
自分をテニス部に誘ってくれた
中学からの友人も辞めてしまいました。
「先輩が夢に出てきてうなされた」
そう言って民間のスクールに
テニスをする場を変えてしまいました。
最終的に
自分も入れて5人しか同期は残らなかったのですが
それを乗り越えたことによって結束が生まれたので
卒業した今も仲がいいです。
しかも、
そんな環境で普段から練習していたので
正直、試合の方が気持ちは楽でした。
先輩にとやかく言われることがないので
試合では伸び伸びプレーできたのを覚えています。
つまり、
練習が精神的に不安定になる環境だった分、
試合は心が安定するのです。
と言っても
なかなかあそこまで個性的な先輩たちはいないので
参考にはならないと思います^^;
それに、辞めてしまった子もたくさんいたので
違う方法で試合に強くなる方法を模索しました。
私は大学で主将をしているときは
練習で不安定感を出すために、部内戦を
たくさん入れました。
部員たちには勝ち進めばレギュラーになれることを
前もって説明し、それに向けての練習という流れを
作ったのです。
そうすることによって部内に競争が生まれ、
みんな真剣に練習します。
そして実際に勝ち上がった子には
他校との対抗戦にどんな形でもいいから
出てもらいました。
そこに部内戦で負けた子たちが
ボール拾いや審判として入るのです。
きっと
ボール拾いや審判として入った子は
次は絶対に自分が試合に出てやるという
気持ちになっていたと思います。
このような悔しい気持ちで練習に取り組むメンバーが増えれば
自然と練習に緊張感が生まれますし、その集団は強くなります。
結局、
「刺激」があれば人は力を発揮できます。
これはテニスだけではなく
色んなことに言えます。
不安定も言い換えれば刺激です。
何をするにしても
それをどう工夫して取り入れるかが
重要なことなのです。
では!
スリー
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