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メンタルあと数ミリずれてアウトだったら・・
錦織圭選手が全英オープンテニスで
負けてしまいましたね。
対戦相手はこれまで勝っていたカナダのラオニッチ選手
だっただけに悔しい敗北となりました。
勝負の分かれ道は第2セットの2ゲーム目に
訪れました。
錦織選手のサービスゲームでカウントは
30ー30でした。
ファーストセットは錦織選手が取っていたので
このゲームもキープをすれば、セカンドセットも
いい流れで戦える雰囲気です。
実際にテンポよく放った錦織選手のサービスは
ラオニッチ選手のレシーブアウトを招きました。
これで40ー30です。
でもそこで
ラオニッチ選手が「チャレンジ」をコールしました。
選手はジャッジが不服な場合、
ビデオ判定をチャレンジすることができるのです。
そしてその結果、
なんと数ミリほどラインにボールがかかっていたです。
それでカウントも錦織選手の40ー30から
30ー40に変更です。
さらに次のポイントはラオニッチ選手の
ありえないようなストロークエースで
一気にブレイクされたのです。
そこからは、
ラオニッチ選手に試合の主導権を持って行かれ、
最終的に1−3で錦織選手は負けてしまいました。
これが勝負の世界ですよね。
わずか数ミリで勝敗が左右されるのです。
もっと言うと、
そこから流れを取り戻せれなかったことが
実力の差なのかもしれません。
私たちも日常生活の中で
ちょっとしたことが原因で落ち込んだり、
やる気を失ったりしますよね。
そこから短時間で気持ちを切り替えて、
今まで以上のモチベーションに持っていくのは
かなり難しいです。
でも
勝負の世界はこの切り替えができないと
今の自分より上にあがっていくことはできません。
これは何事にも言えることですよね。
だから
どんな世界でも上を目指したいのなら
「マイナス発言」をしないとです。
今回の数ミリだけかかっている判定で
ジャッジが覆ることになったら
私は確実に心の中でこう言います。
「あと数ミリずれてアウトだったら・・」
しかし
これを言ったところで何も変わりませんし、
むしろ後悔だけが残り、次に引きずってしまいます。
この状況をプラス変換できる力も
実力のひとつなのでしょうね^^;
では!
スリー
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