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メンタル

日本No,1のメンタルコントロール法

 

億を超える超高額の年俸、
日本中の大きな期待と希望、
そして世界中が注目する中、

ついにプロ野球選手のダルビッシュ有選手が
昨日メジャーデビューしました。


こういう若い選手が大きなプレッシャーの中、
世界に挑戦する姿を見ていると、何とも言えない
気持ちになります。


なぜなら、

それは自分がその立場になったら
どう感じるんだろうと考えるからです。


考えてみてください。

 

一般サラリーマンが一生涯かけて
稼ぐ金額の何倍ものお金を一年でもらう
プレッシャー。


日本No,1という看板を背負って
他国で挑戦するプライド。


まだ未知の世界で
いきなりその現地で注目されている
根拠のない期待と注目度。


・・・


逃げたくなりませんか?


もしくはそんな状況は非現実的すぎて
想像すらつかないと思いませんか?

 

でも実際にそんなシチュエーションを
リアルに体感している人がいるのです。

 

それをテレビや新聞などの
メディアを通して少なからず情報を
得ることができる現代って実は本当に
すごいんですよ。

 

私はダルビッシュ選手の
デビュー戦を最初からテレビで
見ていました。

 

少しでも疑似体験したくて、
真剣に見ていました。

 

特に意識して見たのは、
初球でした。

 

もし自分ならどういうボールを
投げるだろう。

 

これはテニスの試合の
ファーストポイントの戦い方と
通じるものがあります。

 

いきなり守りすぎると
そのあともラケットが振れなくなります。

 

とはいえ思いっきり打ったら
ミスのリスクがあります。

 

ダルビッシュ選手の場合、
どういう初球を投げるのか?

 

かなり注目しました。

 

そして運命の一球目・・・

 

「150キロを超えるストレートのボール」

 

つまりテニスでい言えば、
早いフラットサービスがフォルトしたのと
同じです。


その後もボールが続き、
フォアボールで1塁にランナーを
出してしまいました。

 

これはいきなりダブルフォルト
4連発で1ゲームを落とすのと同じ
状況です。

 

もし

自分がいきなりダブルフォルトを4連発したら、
それってかなり良くない立ち上がりだと感じませんか?

 

そうなんです。


ダルビッシュ選手は大きな期待と不安が
入り混じるデビュー戦の立ち上がりは、
そんな状態でスタートしたのです。

 

結果的にその回に一挙4点を取られ、
日本での防御率1点台(1試合で1点くらいしか取られない)
だったダルビッシュ選手にとっては、1回で4失点とは
考えられない不安定なスタートとなったのです。

 

さて、

ここから完全にテニスのお話になりますが、
あなたは今回のダルビッシュ選手の状況に
似た体験をしたことはないですか?

 

プレッシャーの大きさは一緒ではないですが、
プレッシャーを感じた結果、いつものテニスが
できなかった経験です。

 

私はあります。

 

不思議なくらい自分のテニスができないし、
サービスもまったく入りません。

 

いきなりサービスゲームを落とし、
そのまま相手ペースであっという間に
負けてしまった経験を私は何度もしてきました。

 

今回のダルビッシュ選手は味方の援護もあり、
最終的には勝ち投手になりましたが、
本人は満足してはいないでしょう。

 

なので

まず覚えておいてほしいのは、
世界的な大投手も一般テニスプレーヤーも
メンタルの問題は一緒だということです。

 

当然プレッシャーの大きさや
ダメだった場合のリスクは違いますが、
外的要因によって自分の力が左右される
という事実は同じなのです。

 

だから
今回のダルビッシュ選手から学ぶべきこと。

 

それは

どのようにして心理的要因をかわして、
自分の力を出せるようになるかです。

 

今回の心理的要因とは
周囲からの大きな期待や注目、
自分の実力がどれだけ通用するかという不安、
環境の変化などですよね。

 

これは私たちがテニスの
試合に出るときも感じることがあります。

 

・自分のテニスができるのだろうかという不安
・普段練習していないコートでの試合
・試合代以上の何かを得れるのかという考え
・ペアの気持ちや周囲の目

・・・

 

それを乗り越えてこそ、
初めて相手と戦うことができるのです。

 

つまり

心理的要因にぶつかっているのは、、
まだ自分と戦っている状態なのです。

 

【相手と戦う前にまず自分に打ち勝つ】

 

このことがメンタルにおいて
とても重要だと私は考えています。


今回ダルビッシュ選手は
デビュー戦前までの発言で何度も
自分がベストの状態になるための
発言をしていました。

 

「メジャー挑戦は楽しみです」

「プレッシャーはないです。自分の投球をするだけ」

「デビュー戦もたくさんある試合のひとつでしかない」

 

などなど、

いかにベストの心理状態に持っていけるか、
自分なりに落とし込んだ発言をしていました。

 

結果はあまり良くないでしたが、
その効果は今後にかかっていると
思います。

 


結局何がいいたいのか?

 


それは

メンタルで悩んでいるのはあなただけではなく、
世界的に注目されている選手も同じように
悩んでいるということです。

 

これはスポーツのみならず、
すべてのことで言えることです。


入試や就職試験、
頑張ってきたプレゼン、
何かを人前で発表する機会、

 

人は色んな場面で
プレッシャーと戦っています。

 

それの多くの解決策は
自分の中にあります。

 

みんな自分と戦っていますので、
あなたも頑張ってくださいね!

 

---------------まとめ-----------------


ダルビッシュ選手は
ピッチャー交代の際に
大観衆から拍手をもらっていました。


でも
特にそれに答えることなく
下を向いてベンチに戻っていきました。


試合終了後のインタビューでも、

「今日は心と体がアンバランスだった」

「綱渡り的な投球で難しかった」

「段々慣れてくると思う」


という感じで、
あくまでも自分はこんなもんじゃない
という言葉や行動を取っていました。

 

つまり

ダルビッシュ選手のメンタルコントロールは、
自分は絶対に通用すると自分に言い聞かせて
自分の力を出していく方法です。

 

ここで

「さすがメジャーリーグです」

「自分はまだまだです」

「初勝利だったので嬉しかった」


のように自分の可能性を制限する
言葉をダルビッシュ選手は使いません。

 

これは半分自己催眠みたいなもので、
ハードルをあげて、そこに努力でついていく
自分に厳しいメンタルコントロールです。

 

案外、
自分はまだまだというスタンスになれば、
それはそれでプレッシャーから離されて
調子がよくなったりするのですが、
さすが日本No,1の投手ですね。

 

これは自分にあった方法でいいので、
なかなかプレッシャーに勝てない人は
自分を克服して、相手と向き合えるように
なってください。

 

それ以外にも色々メンタルを
コントロールする方法はあるので、
また機会があればお話しします^^

では!

 

スリー

 

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