先週は「サービスキープ」についてお話しましたので、
今週は「サービスブレイク」にクローズアップしていきます。

サービスブレイクとは、
相手のサービスゲームをレシーバーが取ることです。


なので、仮に自分のサービスゲームを落としても、
相手のサービスゲームをブレイクしたらイーブンになります。


だから、
レシーブが得意な人はブレイクに徹するのも方法のひとつです。


ちなみに学生時代の私はストロークで徹底的に粘るテニスをしていたので、
レシーブゲームでブレイクを狙うプレーをしていました。


このパターンがうまくいくと、
自分のサービスゲームをしっかりキープして、
相手のサービスゲームをブレイクするのですから、
「６−０」で勝利という戦いも多かったです。


ただ、
ある程度のレベルになると、相手もしっかりキープしてくるので、
自分が一度でもブレイクされたら負けてしまいます。


そう考えると、最終的にはサービスキープを目指すべきですが、
サービスが安定しなくてキープするのが難しいのなら、
思い切ってブレイクに集中してください。


私は学生のときの名残があるので、
サービスかレシーブを決めるトスでは
出来る限りレシーブを選んでいます。


相手も立ち上がりは肩が回らないので、
そこまですごいサービスが飛んで来る可能性は低いです。


ですから、ファーストゲームが一番ブレイクしやすいと捉えて、
最初から最大限に集中してレシーブゲームをプレーするようにしています。


これは私の経験談になりますが、
最初のゲームを取ることができれば、
結構強いと言われている相手とも競ることができますよ。


反対に、いきなり自分のサービスをブレイクされて、
そのあと相手がしっかりサービスキープをしたら
「０−２」になるので、そのままズルズルと
ゲームを取られ続けることはよくあります。


以上のことから、
できればトスでレシーブを取って、
いきなりブレイクを狙いにいくことを推奨します。


このゲームさえ取ることができれば、
なかなか倒せないような相手でも勝てるチャンスが出てきますので、
普段からブレイクにも意識して練習していきましょう^^

では！

スリー