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ストローク

早く上達するためは「課題と強い相手」が必要


今、私が担当している女性の生徒さんが、
ここ数か月の間、ひたすら「スライスショット」
取り組まれています。

 

最初はストロークの安定を図るために、
プライベートレッスンでスピンショットの
練習を繰り返していました。


その結果、ストローク戦を制するようになれたのですが、
相手がそれを嫌がってボレーの展開に持ってくるようになり、
足元を狙われ出すようになったのです。



特に、ハーフボレーを打たされることが多くなり、
そこからポイントを失うことが増えました。


これは誰にでも当てはまるのですが、
ストロークが良くなればなるほど、
相手は違うショットで戦いにきます。



そこで、次の課題として、
足元のボレーを処理する練習が始まりました。


そのためには、
「スライスショット」のスキルが必要になってきます。


ボレーとスライスはノーバウンドで打つか、
ワンバウンドで打つかの違いだからです。


しかも、スライスを使いこなせるようになれば、
足元でバウンドするショットを処理するハーフボレーも
習得できるのでお勧めですよ。


なので、
今はひたすらその生徒さんのプライベートレッスンでは、
スライスショットを磨いています。


今は足元のボールもかなりの確率で処理できるようになりました。


こんな感じで、ひとつの課題をクリアしたら、
新たな課題が生まれるので、それもひとつひとつ
乗り越えていくことが上達のコツです。



ですから、いきなり複数の課題を挙げるのではなく、
今現在で一番自分に必要なことから取り組みましょう。


それをクリアしたら、今回紹介した生徒さんのように
自然と次の課題が生まれてきます。


ちなみに、
その生徒さんは現在、スライスのコントロールという
新たな課題に取り組んでいますよ。


相手のレベルが高まれば高まるほど、
ちょっとでもコースがずれたら主導権を握られるからです。


自分のテニスが通用しない相手とプレーすることは、
大変かもしれませんが、新たな課題と出会えるチャンスでもあります。


ぜひ、あなたも「課題と強い相手」にトライして、
自分を高めてくださいね^^

 

 

では!

 

 

スリー

 

 

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