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案外、速いボールよりフワッとしたチャンスボールを
打つ方が難しいという声を耳にします。

ボールにエネルギーを伝えないといけないけど、
コートに収める必要もあるからです。


その結果、強く打ち過ぎるとアウトミスになるし、
コートに収めようとし過ぎると甘いボールになります。


この原因は上半身でパワーとコントロールの両方を
行おうとしたときに出てくる問題です。


相手ボールにパワーがあれば、
下から擦るようにスイングしたら程度に回転が掛かり、
パワーとコントロールの両立ができます。


でも、相手ボールにパワーがない場合、
下から擦るように打つと回転だけのショットとなり、
浅いボールしか打てません。


そこで、
パワーを出すためにスイング速度を上げてスピンを掛けに行くと
手に力みが生まれ、打ち損ないによるミスが出てしまうのです。


今回はそれらを解決するための方法をお話していますので、
まずはこちらの質問をご覧ください。


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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： k
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【kさんのご質問】


スリーさん、こんにちは！


自分は最近、フォアハンドストロークに悩んでいます。
グリップはウエスタンです。


悩みとしては、強打する際にボールが回転が多くかかってふいてしまいます。


強打する際にはフラットドライブを打ちたいのですが、
どうすれば安定していつも打てるようになりますか？


コメントよろしくお願いします！


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【スリーの回答】

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kさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


フォアハンドストロークで強打したら
回転が多くなってしまうのですね。


この現象の多くは手でスイングしている方に起こります。


なので、実際に見ていないので分かりませんが、
もしかしたら下半身がうまく使えていないのかもしれません。


大事なので地面を蹴ることによって生まれたエネルギーを
軸の回転運動に変換して、ラケットを体全体で振ることです。


もしそのイメージがつかないのなら、
その場で「垂直飛び」をしてください。


地面を蹴ることによって体が浮きますよね。


このエネルギーをラケットを振るために使いたいので、
まずは垂直飛びをした反動でボールを打ってみましょう。


感覚が分かったら、あとは普段のスイングにこのエネルギーを
取り入れるだけですので、まずは垂直飛びを体感してくださいね^^


では！


スリー


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---------------まとめ----------------


目の前にチャンスボールが飛んで来たら
強打したくなりますよね。


ただ、
自分の中で「チャンスボール」という認識があるときほど
手に力が入り、上半身だけでスイングしがちです。


ですから、チャンスボールのときほど
下半身からのエネルギーを使ってスイングしてください。


回答でお話している垂直飛びの原理を使って打つと
下半身から上半身への運動連鎖が利用できます。


でも垂直飛びとまったく同じ動作を取ると、
打つときにジャンプしてしまうので目線がブレます。


なので、
垂直飛びと同じように地面を蹴り上げますが、
真上に飛ぶのではなく、打ちたい方向に飛ぶように
地面を蹴りましょう。


垂直飛びは真上に地面を蹴りますが、
チャンスボールを打つときは前に体が飛ぶように地面を蹴ります。


例えると「走り幅跳びの体の使い方」です。


当然、走り幅跳びほど大きく前に飛ぶ必要はないので、
小さく飛ぶイメージを持ってください。


そして、小さく飛びながらスイングすると
チャンスボールでも下半身からのエネルギーを借りて
強打することが可能です。


あとは自分のタイミングも大切なので、
普段のスイングの感覚をうまく導入してください。


「普段の自分のスイング」＋「小さな走り幅跳び」


これがうまくマッチすれば、簡単にパワーボールが打てますので、
ぜひ今回お伝えした考え方も参考にしてくださいね^^

では！

スリー