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ストローク

そこには打ち方は存在していません


20年近くレッスンを行ってきて感じることがあります。

 

それは生徒さんがどのような工程を踏めば上達できるのかです。


そこで今回は私が今レッスンで取り組んでいる考え方についてお話します。


少し取り入れるだけでもガラッとテニスが変わりますので
まずはこちらの質問をご覧ください。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): クニさん
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 56〜60歳
■テニス歴(フリー04): 約20年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): まぐまぐメルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 感想
■内容を教えてください。(フリー09): 


【クニさんのご感想】


スリーさん、今晩は。


今朝の記事を読み、よし今度こそ!と改めて闘志がメラメラと......


問題だった低い球の強打、サークルの練習前に壁打ちで練習してます。


ウエスタングリップをセミウエスタンに握り変え
肘を伸ばし気味にしてネットの高さの10センチほど上を狙って強打
(頭の中では前に出て来た前衛のお腹の高さを想定してます)、
帰って来た球をスライスで返球、低い所でまた強打。大変なので
3往復くらいで一度止めてまた繰り返し。


仕上げにウエスタンとセミウエスタンを1球ごとに握り替えバックも
混ぜながら強めに打ってなるべく多くつなげる。


などの練習でセミウエスタンでも大分強く打てるようになり、
ウエスタン、セミウエスタンどちらも面感覚は上がってきました。


今はインサイドアウト、アウトサイドインどちらでも問題無く打てますね。


自分の中ではこのボールは外側の下を触ろう、
内側を触ろうの基準が出来てきました。


サークルのストローク練習では大好きな胸くらいの高さのボールも
下がって膝下まで落として低過ぎる軌道に注意してレシーブラインの
1m後ろに落ちるように狙ってボールの右を叩く感じで打ってます。


ボールの外の上を打ったり内側の上を打ったり、
いつもは弾んだ頂点の所で叩いていたのにわざわざ落として打ったり
遅い弾むボールをライジングで打ったりボールとのタイミングを
合わせる事に強く意識して色々な打点で打ってます。


過去の記事をまた使っていただき、あれ?スリーさん、
気にかけてくれてるのかな?と凄くうれしく思ってしまった次第でして。


今年の夏はテニスをやる人間にとってまさに命懸けの夏になると思われます。


スリーさんにおかれましてはお体に気を付けて頂き、
テニス界のレベルの底上げに今後ますます
ご活躍されることをお祈りいたします。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

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クニさん

お返事ありがとうございます!


色々試行錯誤されているようですね。


特に色んなグリップでスイングしたり、
ボールの打つ場所を変えているのは素晴らしいです。



テニスは追求しだしたら、ここまで細かい部分を意識します。


なぜなら大きい考え方でテニスを捉えると
「道具を使ったスポーツ」だからです。


ボールという道具をラケットという道具でどう打つのかは
テニスの本質ですよね。


なので、
今はテニスというスポーツを心から楽しまれていると思います。


更には、なかなか勝てない相手からどうすれば勝利をもぎ取れるのかを
練習することも楽しいと思います。



ただ、この夏は本当に暑いので体調管理も同じくらい意識してください。


やはり健康があってのスポーツですので、
ぜひこれからも今の楽しみ方を継続してくださいね^^


では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


最近のレッスンは特に打ち方のことは言っていません。


それよりラケットでボールをどう捉えるのかに注力しています。


レッスンではどうしても私たちコーチが出す
ボールは打ちやすいところに来ます。


でも、
ラリーやゲームになると打ちにくいところに飛んで来るので
一気にミスが増えてしまいますよね。



なので、どこにボールが飛んできても対応できるように
「ボールをどう捉えるのか」を徹底しています。


例えば面が上を向いている状態でボールを打ったら
ボールは上に飛んでいきますよね。


そのことをミスしたときに自覚していたら
次打つときは面を真っ直ぐにすることを意識します。


このようなことを強く意識してもらうようなレッスンを行っています。


だから、
タイミングでボールを飛ばすボレーを多く取り入れていますよ。


あとはスイングの強弱もかなり気にしてもらっています。


そこには打ち方は存在していません。


どちらかと言えば、
結果的に打ち方やフォームが形成されていくイメージです。


ですから、あなたがもしテニスの調子が悪いときは
打ち方やフォームではなく面の角度やスイングの強弱を意識してください。


それが自分にとっての理想的なテニスにつながっていきますよ^^

 

では!

 

 

スリー

 

 

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