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あなたはストロークを行う際に、
「２度引き」と指摘されたことがありませんか？

ちなみに２度引きとは、
テイクバックを２回に分けて行う動作です。


ただ、世間一般でのテイクバックは
「ラケットを引くこと」にフォーカスしています。


つまり、
ラケットを２段階に分けて引くことがよくないという解釈です。


でも、視点をラケット以外に移すと、
必ずしも２度引きがダメとは言えません。


今回はそんな２度引きについてお話していますので、
まずはこちらの質問からご覧ください。


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■名前： F
■性別（フリー01）： 男性
■年齢（フリー02）： ５６〜６０歳
■メルマガ、ブログ、HPへの引用方法（フリー03）： イニシャル


【Fさんのご質問】


テイクバックした状態で、
ボールに合わせて２度引きしてると指摘されました。


アドバイスお願いいたします。


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【スリーの回答】

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Fさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


ちなみに「２度引き」と指摘される方は
一度ラケットを引いてはその動きを止め、
ボールがバウンドしたらテイクバックを開始していることが多いです。


でも、
本来のテイクバックは最後のボールがバウンドしたときです。


それまでのラケットを引いた動作はテイクバックというより、
テイクバックの準備だと考えてください。


多分、２度引きと言われるのは、
１度目の引きが大きすぎることだと思いますので、
正面に対して「斜め４５度」くらいラケットを引いたら
それ以上引かないように我慢することが大切です。


もしそれでも分からないときは、
気軽にご質問くださいね^^


では！


スリー


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---------------まとめ----------------


私は中ではあまり「２度引きが悪い」という概念がないので、
実際打っている姿を見てみないと、なぜ２度引きを指摘するのかが
分かりません。


正直、２度引きのように見えたとしても、
最終的に正しく筋肉の収縮を使えているのなら
それでも構わないというスタンスです。


筋肉は伸びたら縮むので、
このメカニズムを上手く使えるかどうかが重要です。


なので、
もし私が２度引きをしている方を見て改善を求めるとしたら、
１度目のテイクバックで筋肉を伸ばしている状態を長く維持している
ときに限るでしょう。


基本的に筋肉は伸ばしたら縮むですが、
その機能を発揮するため時間は「０.５秒」です。


でも、
相手が打った瞬間から筋肉を伸ばした状態でボールを待っていたら、
０.５秒以上筋肉を伸ばしている状態が続きますよね。


きっと、世間一般に言われている２度引きは、
早い段階でラケットを後ろに引くことによって長い時間筋肉を伸ばし、
ボールを打つ直前になると更にラケットを引いて筋肉を使おうとする
動作だと考えられます。


なので、
細かく表現すると「筋肉の２度引き」です。


だけど、ボールを打つ直前に筋肉を使うために、
最初はラケットを引き、その後筋肉を使うために引く２度引きは、
正しい動作ではないでしょうか。


大事なのはボールを打つ０.５秒前に筋肉を伸ばすことです。


そのタイミングに合わせてラケットを引くことが
「テイクバック」です。


それ以外は「テイクバックの準備」なので、
これらのことを踏まえた上で２度引きについて考えると、
より効率的なあなたの体の使い方に出会えますよ！


とても大切なことなので、
ぜひ今回お伝えしたことを踏まえた上で練習してくださいね^^

では！

スリー