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ストローククロスとストレートの打ち分けを行うための要素
シングルスでもダブルスでもストロークを打つ際に、
クロスとストレートの打ち分けはとても大切です。
ただ、
このコースの打ち分けは色んな要素が含まれているので、
実は結構難しいのです。
そこで今回はクロスとストレートの打ち分けを行うために
知っておりてもらいたい要素についてお話しています。
知っておくことによって打ち分け成功率が
高まりますので、ぜひ参考にしてください。
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■名前: C
■性別(フリー01): 男性
■年齢(フリー02): 56〜60歳
■知りたい情報やご意見、一言あれば教えてください(フリー04):
【Cさんのご質問】
お世話になります。
この頃はやっと週一でオンコートでの練習が出来るようになりました。
それまでの壁打ち練習では、
フォア、バック共にラケットで厚く捉えるように練習して参りました。
オンコートでのバックハンドでの質問です。
バックのクロスでは厚く捉えたボールが打てるのですが、
ストレートに打つと手打ちのようなあまり力のないボールになってしまいます。
ストレートでも厚く力のあるボールを打つための
アドバイスをお願い致します。
スタンスの違いを頭に入れて打っても手打ち感覚が残ります。
よろしくお願い致します。
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---------------まとめ----------------
クロスとストレートの違いですが、
クロスの方がスイングする距離が長いので
ボールがラケットに乗っている時間が若干長くなります。
球乗り時間が長いと、
その分厚くボールを捉えることができます。
それとは別の観点になりますが、
クロスの方が距離が長くなるのでアウトミスしにくいです。
また、クロスはネットのセンターを通過するのですが、
ネットのセンターは91.4センチに対して、サイドの高さは107センチです。
なので、
センターを通過するクロスの方がネットミスもしにくいのです。
逆を言うと、ストレートはクロスより距離が短いので
アウトミスをしやすいですし、ネットも高いところを通すので、
ネットミスもしやすいです。
つまり、フォア・バック関係なく
ストレートは厚くボールを捉えるのが難しい上に、
ミスがしやすいコースとなります。
だから、「ストレートはそもそも難しい」
ということを頭に入れてプレーしてください。
それでも厚い当たりのストレートが必要なときがあります。
そういうときはサイドラインを沿うように
スイングすることを心掛けてください。
ストレートは別名「ダウンザライン(ラインを沿うように打つ)」
と呼ばれています。
でも、
体を捻って打つストロークはどうしても
早い段階で腕を体に巻き付けてしまいます。
腕が早い段階で体に巻き付いてしまうと、
ラインを沿うようにスイングできません。
ですから、インパクト後はフォア・バック共に
腕を真っすぐ伸ばすようにスイングすることがポイントです。
そして、腕を真っすぐ伸ばすようにスイングするためには、
ボールの後ろに入り、「後ろから前」の意識でラケットを
振る必要があります。
もしその感覚を養いたいのなら
「アレーコート内でラリー練習」を行ってください。
アレーコートとはダブルスで使う長方形の部分です。
アレーコートの中に入るとシングルスサイドラインと
ダブルスサイドラインに挟まれるので、ラインに沿って
スイングする感覚が身に付きやすいですよ!
ただ、最初からロングラリーでトライするのは難しいので、
まずはショートラリーから始めてくださいね^^
では!
スリー
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