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あなたはなぜ今のラケットの握り方で
プレーしているのかを説明できますか？

最初に教わったグリップだからかもしれませんし、
何となく握ってみたら振りやすかったのかもしれません。


ただ、グリップはプレーと共に変化します。


そしてテニスをしていたら、初心者の頃とは
確実にプレーが変わると思います。


なので、
そのときにあったラケットの握り方を
するのがベストだと私は考えています。


でも、グリップで打ち方が変わるほど、
握り方は重要です。


そこで今回はグリップを変えるときの
考え方についてお話していますので
まずはこちらの質問からご覧ください。


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■お名前（ニックネーム可）（フリー01）： T
■性別（フリー02）： 男性
■テニス歴（フリー04）： 3年
■どの記事からのお問い合わせですか？（フリー05）： 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否（フリー06）： 引用可（イニシャル、ニックネーム）
■シングルス派？ダブルス派？（フリー07）： どちらも
■お問い合せ内容（フリー08）： 質問
■内容を教えてください。（フリー09）： 


【Tさんのご質問】


スリーコーチ、こんにちわ！
1ヶ月後の全国選抜に向けてたくさん練習しています。


最近、フォアハンドを厚めのウエスタンから
セミウェスタングリップに変更しました。


変更した理由は、アプローチが打ちやすく、
自分のしたいプレーに向いていたからです。


アプローチショットはふつうに打てるのですが、
アプローチまでのストロークが打てなくなりました。


自分の中で厚いグリップとでは身体の使い方が
少し違うのではないかなと思いました。


また、いいボールを打ったときは、
ボールが乗る(線で打てる)感覚がするんですのですが、
薄いグリップに変えてからは、ボールが乗らない(点で打っている)
うまくいっていないボレーみたいな感じの感覚に陥っています。


そこでコーチに質問があります。


・身体の使い方の違いがあれば知りたい

・ストロークでボールを乗せる感覚を取り戻したい

・フォロースルーでスイング軌道を体に引きつける際で起こるミスヒットの対処法

・水平にスイングするためのスイング軌道矯正方法


以上のことを知りたいです。


長文すいませんでした。
よろしくお願いします。


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【スリーの回答】

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Tさん

ご質問ありがとうございます！
スリーです^^


ウエスタングリップから
セミウエスタングリップに変えたのですね。


基本的にグリップが薄くなると
打点は少し後ろになります。


また、力が入る高さも変わるので、
ウエスタンのときよりセミウエスタンは
少し低くしてください。


この部分が矯正できれば
今までの感覚に近づきますし、
引きつけた際のミスショットも減りますよ。


水平にスイングすることについてもですが、
ウエスタンは高い打点で打つ方がスイングしやすいので、
セミウエスタンで打つ際は右肘を左手で持って
少し肘の位置を高くしてラケットを振ることをお勧めします。


肘が胸の高さくらいにしてスイングするのがポイントなので
ぜひ矯正法のひとつとして試してくださいね^^


では！


スリー


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---------------まとめ----------------


グリップを変えると打点が変わるので、
ラケットの握り方をいじるのは最終手段だと言われています。


ただ、
「違和感が出てきたら勝手に変えてください」とは
レッスンを受けてもらっている生徒さんには伝えています。


正直、グリップはかなり感覚的なものなので、
適切な握り方かどうかは本人にしか分かりません。


でも、握り方を変えるのは最終手段とコーチが思っていたら、
誰もグリップについて触れないので、グリップを変える機会が
ほとんどなくなってしまいますよね。


だから、
グリップは今の握りに違和感を抱いたときに変えるのが
一番だと私は考えています。


ちなみに
私は初心者のときに「イースタングリップ」で
ストロークを打っていました。


しかし、段々スイングをするを際に
手首に窮屈感を覚え、自然と少し厚い握りである
「セミウエスタン」に変えました。


きっと、スイング速度が上がってきたことと、
スピンを掛けるようになっていたので、体が勝手に薄い握りである
イースタングリップを拒否し始めたのだと思います。


そうなるとグリップを変えた方が打ちやすくなるので、
結構すんなり新しい握り方でも対応できます。


また、このような考え方を持っていたら
グリップの知識もいりません。


「自分が打ちやすいグリップにするだけ」


非常にシンプルです^^;


だけど、究極的にはこのような捉え方が
打ちやすいグリップにつながりますので、
シンプルに今の握り方が打ちやすいかどうか
疑うことも取り入れてくださいね！

では！

スリー