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ストローク厚いグリップでの強打について
前回、フォアハンドストロークのグリップについての
お話をしました。
⇒ 【フォアハンドストロークにおける厚いグリップと薄いグリップ】
そんな中、新たなフォアハンドストロークについての
質問をいただきましたのでシェアします。
今回もグリップに関連するお悩みですので、
あなたの握り方を確認しながらご覧ください。
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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): ムネさん
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 56〜60歳
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【ムネさんのご質問】
いつもお世話になります。
定期に送られてくる動画で勉強させて頂いております。
さて、フォアハンドについて質問させて下さい。
私のグリップはウエスタングリップ。
ラケットを地面に置いて上から握るグリップにしてますが、
先日のメルマガを読み、自分の気持ちよく当たる打点の高さと
違うように感じました。
私の打点では腰あたりから
その下あたりのところで打つとボールを
つぶしたような音共に良いボールが飛びます。
しかしながら、胸から肩あたりの打点の高さでは、
詰まったような手首に負担のかかるような打ち方になってしまい、
音も悪く力のないボールになってしまいます。
ですからチャンスボールをきめる事が出来ず、
焦ってミスをするか、相手に逆襲を食らいます。
ウエスタングリップで、
胸から肩口の高さでで力のあるボールを打つためには
どのようにすればよいのか、お教え頂きたいと思います。
ジュニアたちのストローク練習を見てると、
きれいに打ち抜いている姿が羨ましいです。
打点が後ろ過ぎるのでしょうか?
だとしたら、前に打点を持っていく練習は
どうすればよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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【スリーの回答】
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ムネさん
いつもありがとうございます!
スリーです^^
フォアハンドストロークを打つ際の
厚いグリップでの強打についてですね。
実際に打たれている姿を見ていないので
ピンポイントなアドバイスができませんが、
厚いグリップは薄いグリップより脇を締め気味で
インパクトするので、ジュニアは体を捻っては
戻す動作をうまく使っています。
なので、
厚いグリップなのに高い打点が打ちにくいということは、
インパクト時に脇が開きすぎているのかもしれませんね。
すごく簡単に説明すると、
薄いグリップほど腕を振り子の原理で使いスイングします。
それが段々グリップが厚くなるにつれて、
体の中心に軸を作って、それを回すことによって
スイングする体の使い方となります。
ただ、厚いグリップは脇を締め気味だけど
打点が前なので、「逆手の逆上がり」する直前の
腕の形をイメージしてもらうと高い打点が打ちやすいですよ。
ですから、一度逆上がりする際の腕(逆手)を作ってもらい、
その状態でラケットを握ってみてください。
そのままストローク練習をすれば
厚いグリップで高い打点を強打することができます。
あとはどれだけ体の捻り戻しを使えるかなので、
胴体の動きと腕の動きをできるだけ同じにして
スイングしてみてくださいね^^
では!
スリー
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---------------まとめ----------------
テニスは不思議なスポーツで、
握りる箇所が数センチ違うだけで
打ち方が大きく変わってきます。
フォアハンドストロークで分かりやすく表現すると、
薄いグリップは手のひらからスイングするイメージに対して、
厚いグリップは手の甲からスイングするイメージです。
ここまでスイングのイメージが異なってくると
全体的な体の使い方も変わってきます。
私の中では、
「イースタングリップ」と「セミウエスタングリップ」を
境界線として、体の使い方が大きく変わります。
「コンチネンタルグリップ」「イースタングリップ」は
薄いグリップの括りとなり、体の捻り戻しを使いますが、
最後は肩を支点にしてスイングしています。
そして、
「セミウエスタングリップ」「ウエスタングリップ」
「フルウエスタングリップ」は厚いグリップの括りとなり、
体の捻り戻しを使いますが、最後は肘を支点にしてスイングしています。
なので、
これらのことを頭に入れて練習してもらうと、
普段とは違う意識でプレーできますよ!
簡単にまとめると、
薄いグリップの方は体の捻り戻しから、
最終的に「肩がしなるイメージ」でスイングすれば
体全体を有効に使えます。
また、厚いグリップの方は体の捻り戻しから、
最終的に「肘がしなるイメージ」でスイングすれば
体全体を有効に使えます。
これらを意識するだけでも
随分スイングが変わってきますので
あなたのグリップに合わせて練習してくださいね^^
では!
スリー
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