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ストローク「ストーリー」と「具体性」の大切さ
私は体の中で何が起きているのかに着目した
『機能分析』で普段のレッスンを行っています。
でも、
まだまだテニス界は打ち方を重視した
『経過分析』の観点で動いています。
なので、いきなり私のレッスンを受けると
頭に「はてなマーク」が出てしまう人もいます。
本当は打ち方をアドバイスしている方が楽ですし、
受ける側もレッスンを受けている気分になるので
それはそれでいいのかもしれません。
だけど、長い目で見たら
テニス界の衰退につながると感じています。
なぜなら、
経過分析だけのレッスンでは
本質的な上達につながらないからです。
テニスは基本的に同じボールは二度と飛んできません。
なのに、練習で飛んできたボールに対して
フォームを作っても意味がないですよね。
それより、飛んできたボールに対して
その都度自分の体の機能を使って対応することを
目的としたプレーの方が現実的です。
本来、相手がどこにどんなボールを打ってくるのかは
わからないのですから、もっと自分の感覚を大切にして
ラケットを振る必要があるのです。
ただ、このような説明だけではわかりにくいので、
今回はいただいた質問に対して『機能分析』の観点から
お答えしています。
すべて体の機能を利用しないと実現できないことを
目的としてお話していますので、自分に置き換えて
お読みください。
「まとめ」では、そこからさらに
上達していく流れをお伝えしています。
ポイントは「ストーリー」と「具体性」です。
--------------ここから---------------
■名前: K
■性別(フリー01): 男性
■年代(フリー02): それ以上
■テニス歴(フリー03): 5年
■シングルス派?ダブルス派?(フリー06): ダブルス派
■何をきっかけに私の講座を知ることになりましたか?(フリー04): テニススクール活用法.com
■スリーに一言(フリー05):
【Kさんのご質問】
強いストロークを打ちたいのですがネットしたり
オーバーしたり球筋が安定しないです。
返すだけなら簡単ですが深い強いボールを打ちたいです。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
Kさん
ご質問ありがとうございます!
スリーです^^
深くて強いストロークについてですね。
まず意識してもらいたいことが
飛んでいくボールの軌道です。
深いボールは放物線(山なり)を描くような
軌道で打つ方が、入る確率は高いです。
そしてネットの上を頂点として、
大体ラケット1本半くらいの高さを通しましょう。
あとは強いボールを打つために
ラケットを振り抜く必要があります。
そのためにもボールにスピンを加えて、
コートに収める確率を高めます。
ただ、
手打ちだとボールにパワーが伝わりませんので、
バイメカ理論を利用して、体全体でスイングしてくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
どれだけ速いボールを打っても、
上手な人は簡単に打ち返してきます。
こちらがリスクを負って打ち込んでいるのに
意味がないなと思うほど、あっさり返されます。
だけどそこに「深さ」が入ると、
上手な人でも返すのが大変そうです。
深いボールはある程度下がらないといけないし、
さらにショットに球威があると、返球するのに
苦労するのです。
そう考えるとやはり、
深くて球威のあるボールは理想的です。
決めるだけのチャンスボールなら
速さがあればそこまで深さは必要ありませんが、
ストロークで打ち合うのなら球威と深さは両方必要です。
上級者ほど深くて球威のあるボールを打ってきます。
だから、
早くボールの後ろに入れるフットワークと、
パワーを伝える体の使い方が両方必要です。
その際にスピンをかけてコートに収める
確率を高めることを忘れてはいけません。
さらには、
先に深くて球威のあるボールを打つために
サービスで主導権を握りましょう。
反対に、
相手サービスでバランスを崩されないように
ライジングやスライスなどを織り交ぜるレシーブも
あなたを助けてくれます。
そうやって相手を追い込んでいき、
ダブルスなら前衛に決めてもらえばいいですし、
シングルスならエースを取るか、自らネットに詰め
ボレーかスマッシュでポイントを奪いに行きます。
テニスにはこのようなストーリーがあるので、
本当は「学ぶ順序」がとても大切です。
このストーリーを無視して
ひたすらストローク練習ばかりしていても、
ポイントに結び付きにくいです。
今回の質問者さんのようにショットの質を追求したり、
そこからどのようにしてポイントが取れるのかを
考えることも練習です。
もし、どのような順序で練習をすればいいのかが
わからないのなら、ネット上のテニススクールである
『ネットdeテニススクール』を利用してください、
あなたに必要な「正しい順番」で
レッスン動画を配信していますので、
それに沿って練習すれば効率的に上達できます。
ちなみに
私は「バイオメカニクス」の理解が最も重要だと
考えているので、第1回目の配信は『バイメカ動画』という
体の使い方に特化したレッスン動画です。
今ならバイメカ動画の前編を公開していますし、
必要なタイミングで配信する色んなレッスン動画の
サンプルも期間限定で公開していますのでご覧くださいね^^
↓ ↓ ↓
では!
スリー
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