テニススクール活用法.com > ストローク > これが手打ちの原理です
ストロークこれが手打ちの原理です
「手打ちの定義」について考えたことはありますか?
この部分が具体的でないと、
いざ「手打ち」だとアドバイスをされても
どう修正すればいいのかがわかりません。
そこで今回は『手打ちのメカニズム』を
わかりやすくお話します。
これらのことを理解すれば一気に上達できるので、
じっくり読み進めていってください。
--------------ここから---------------
■お名前(ニックネーム可)(フリー01): taise
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 26〜30歳
■テニス歴(フリー04): 12年
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): 超テニス塾メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): ダブルス派
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09):
【taiseさんのご質問】
こんにちは。
毎朝のメルマガを楽しみにしています。
バイメカの中で、キネティックチェーンに
重きを置いてストロークを練習しています。
取り入れ初めの頃はしっくり来て、
打つボールもいつもより力の通った感覚がありました。
しかし、
回数を重ねるごとにイメージが変わっていき、
当初のしっくり来た感じはどこへ行ってしまったのか、
という状態です。
どうにも力が逃げていく感じがするのです。
先日、ひねり戻しの“戻し”を心持ち遅らせたところ、
元の良いイメージに戻りました。
ただ、
“戻し”を遅らせると、しっかり“ひねり戻し”が
使えているのか不安になります。
“戻し”のタイミングを遅らせるイメージは
良くないことでしょうか?
『イメージ』とか『感じ』ばかり、
抽象的で恐縮ですが、アドバイスを頂けますと幸いです。
--------------ここまで---------------
【スリーの回答】
--------------ここから---------------
taiseさん
ご質問ありがとございます!
スリーです^^
ストロークでのひねり戻しについてですね。
この動作は自然に体が使えているときは
いいのですが、意識しすぎると不自然な動きとなり、
パワーが生み出せなくなります。
なぜなら
意識的に体を動かす部分が出てくると
運動連鎖ではなくなってしまうからです。
体をひねっても、
戻す意識が強いと腕の力などが強く働き、
手打ちになってしまいます。
それより、戻しを遅らせたり、
ゆっくりスイングしたりした方が
体は効率よく使えます。
体の中ではいくつもの筋肉を使って
運動連鎖を行っているからです。
上手な人ほどゆったりとして打ち方なのは
それを実行しているからです。
なので
遅らせて打つというのは
連動するためには必要なことなので
その調子で練習してくださいね^^
では!
スリー
--------------ここまで---------------
---------------まとめ----------------
手打ちになってしまうのは
「運動連鎖を追い越してしまうこと」
が要因だと考えています。
私は普段からストロークは上半身から体をひねり、
下半身を使ってそのひねりを戻しましょうと
お伝えしています。
下半身からの戻しは、
「足首⇒膝⇒腰⇒肩⇒肘⇒手首」
の順番で動きます。
でも手に力が入りすぎると、
「足首⇒膝⇒肘⇒手首」みたいな感じで
腰や肩などの部位を使わずにスイングしてしまうのです。
これが手打ちの原理です。
腰や肩は胴体部分なので
体を有効活用するには必要不可欠な部位です。
そこを使わずに打つと、
細い筋肉である肘や手首に負担がかかり、
テニス肘や腱鞘炎の原因となってしまうのです。
そうならないためにも普段から
体全体を使った運動連鎖を意識してスイングしてください。
早くスイングしすぎると
「足首⇒膝⇒腰⇒肩⇒肘⇒手首」という
体の使い方ができません。
体の動きを感じながら正確にスイングしてください。
比較的ゆったりスイングすると
運動連鎖を感じられます。
怪我の予防にもつながるので
うまくあなたのテニスの導入してくださいね^^
では!
スリー
今月の商品購入者さんへの特典プレゼントはコチラから!
ご意見・ご質問はコチラのフォームから
【無料メルマガ登録はコチラから】