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ストローク

現代テニスのフラットドライブ

 
 
一昔前の男子プロのストロークは
世界のトップ選手でも女子選手より
遅く感じることがありました。


女子選手はフラットでバンバン
打っていたのに対して、男子選手は思いっ切り
スピンをかけて打ち込んでいたからです。


だから
迫力は男子選手の方があったのですが、
スピーディーな展開は女子選手の方が
あったように思います。


しかし現在は、
男子選手のほとんどがフラット系のショットも
多用するようになったので、スピーディーで且つ、
迫力のある試合が行われるようになりました。


私は今女子テニスの人気が少し落ちているのは
それが原因ではないかとさえ感じています。


ちょっと脱線しましたが、
今回はショットについてのお話です。


--------------ここから---------------

■お名前(ニックネーム可)(フリー01): U
■性別(フリー02): 男性
■年代(フリー03): 26〜30歳
■どの記事からのお問い合わせですか?(フリー05): テニス上達法メルマガ
■メルマガやブログへの引用可否(フリー06): 引用可(イニシャル、ニックネーム)
■シングルス派?ダブルス派?(フリー07): どちらも
■お問い合せ内容(フリー08): 質問
■内容を教えてください。(フリー09): 


【Uさんのご質問】 


こんにちは、Uです。
いつもお世話になっています。


最近はレッグドライブを意識した
サービス練習を行っています。


課題が1つ1つ明確なので、
上達してる実感があって練習が本当に楽しいです!


今回もまた質問なのですが、
フォアストロークについてです。


今はサービスに必死なので先の話になるでしょうが…。


先日スクールでコーチから
「フォアストロークの弾道が低く安心感が無い。
ネット上1m程度を通す山なりのボールを打つように。」
と言われました。


確かにネット上15cm〜30cmを通すショットが多く、
うまく振り切れなかった時はスピン不足となるのか
バックアウトが多いことに気づきました。


僕は軟式出身ということもあり、
バウンド後の頂点をフラットスピンで
打つスタイルでやってきました。


テイクバックからスイングは直線的でラケットは
310gの薄ラケをセミウエスタングリップで使用しています。


ですが山なりのボールというと、
下から擦り上げて打つ方法しか思い浮かびません。


今までのフラットを捨てて擦り上げて
打つ練習をすべきなのでしょうか?


それともフラットでも強力なスピンをかけて
山なりに打てる手段があるのでしょうか?


よろしくお願いします。


--------------ここまで---------------

【スリーの回答】

--------------ここから---------------


Uさん

ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


サービスが強化されているとのことなので
私としてもすごく嬉しいです。


そして今回はフォアハンドストロークの
ご質問ですが、ネットのどの辺を通すかは
まさにショットによりますね。


確かにスピン系の方はネットから
ラケット2本分くらい上を通すように打ちます。


でも
フラット系の方はあまりネットより
上を通すとアウトのリスクが出てきます。


そこでオススメなのが、
現代テニスの主流でもある
「フラットドライブ」です。


厚い当たりでスピードボールを打つことによって、
強い衝撃がストリングスを動かし、その結果スピンが
かかるという理屈です。


あとはラケットがボールの上を通るように
フォロースルーを取れば、前回転がかかるので
直線的な弾道で相手のコートに向かいます。


その後、相手コートのベースライン付近で
回転によって「ストン」と落ちてくれます。


なので山なりの軌道ではありませんが、
野球のフォークボールみたいに真っすぐから
急に落ちる弾道になるのでアウトしにくいですよ。


参考にしてくださいね^^



では!


スリー


--------------ここまで---------------


---------------まとめ----------------


私はある程度プレーの幅を広げるためにも
『フラットドライブ』を推奨しています。


擦り上げるスピンは安定はするのですが
相手を追い込むほどの威力はないですし、
高い打点から打ち込んでくる人には通用しません。


擦り上げるスピンは滞空時間が長いので、
つなげたり、ディフェンスで使うにはいいのですが、
主導権を握ったり、エースを取るにはコースや組み立て
などの工夫が必要になってきます。


『フラットドライブ』は厚い当たりで打つ分、
「重さ」やタイミングを変える「ライジング」などを
取り入れやすいので、攻撃的なプレーに磨きがかかります。


だから、
指導権を握る「ニュートラルショット」
エースを取る「オフェンスショット」として
使っている人が多いのです。


テニスはプロアマ関係なく、
年々スピード化が進んでいます。


これはラケットなどの進化が背景にあるのですが、
それと同じくらい体の使い方の研究も影響しています。


テニスのセミナーに行けば、
びっくりするくらい次から次へと
新しい上達法が出てきます。


ただ、
かなり専門的なテニス理論が飛び交うので
なかなか一般のテニスプレーヤーの方たちには
降りてこないと思います。


なので
私としては、それをできるだけわかりやすく
そして再現性の高い情報に通訳して、あなたに
届けたいと考えています。


わからないことがあれば
気軽に質問していただいても構いませんので
みんなでテニスを楽しんで、テニス界を盛り上げて
行きましょう^^

⇒ 【スリーへの質問フォーム】


では!


スリー
 

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