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ストローク

「プレストレッチ」という筋肉の性質

レッスンをしていると、
フォアハンドストロークの際に
左手がお留守になっている方が
多いです。(右利きの場合)


どうしてもラケットを持っている
利き手ばかりが注目されますが
実は上級者ほど利き手と反対の手を
上手く使っているのです。


そこには胸筋の「プレストレッチ」という
筋肉の性質が存在します。

今回は少し難しい内容かもしれませんが
上達において非常に大切なことです。


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■お名前(ニックネーム可)(フリー01): へいけん
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【 へいけんさんからのご質問】


おはようございます。


以前サーブのことで質問させて
いただき今回2回目です。


さて、きょうはフォアハンドなんですが、
よく「左ひじで肘鉄砲を食わせるように」(右利きの場合)
と聞きますが、それを意識して素振りをしていたらラケットの
振り出しのタイミングって完全に左ひじが止まって、
胸を思い切り張ってラケットの出をギリギリ最後まで待ってからが
身体の「ひねり」を目いっぱい使えるんじゃないかって思ったんですが、
いかがなものでしょう?


ただ、これって身体が開ききってからラケットが出てくるので、
身体が開くのは良くないってそれはダメだって聞いたことも
ありますがどうなんでしょうか?

ボクは基本的にクローズドスタンスなんで
オープンスタンスだと身体のひねりが使えずに
ダメなのでしょうか?


初心的な質問ですみません、
よろしくアドバイスお願いします。


----------------ここまで-----------------


【スリーの回答】


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へいけんさん


ご質問ありがとうございます!
スリーです^^


一回目は確か8月にご質問
いただいていましたね!


なかなか鋭い質問でしたので
覚えています^^


今回は左ひじを引くことによって、
胸の筋肉をどう使うのかという
疑問ですね。


まず胸の筋肉の伸び縮みは
「プレストレッチ」という筋肉の性質を
利用するので必要です。


ただ問題視されているのは、
どれだけ使うかですよね。


ちょっと文章ではわかりにくいかも
しれませんが、テニスというスポーツの
性質から考えてみましょう!

基本的に前に打つスポーツですよね。

つまり

左肘を左に引きすぎると、
胸の筋肉も左に使ってしまいます。

要するに体が左に流れてしますのです。

前にボールを飛ばしたいのなら、
体が左に流れない程度で左の脇をしめて、
左半身に壁を作るようにしてください。

そうする事によって、
左に逃げれないパワーはすべて
前に変換する事ができます。

 

そこにはクローズドスタンスも
オープンスタンスも関係ありません。

左肘を引いて胸のプレストレッチ(伸縮)を使い、
左に流れないように左脇をしめる。

このメカニズムで一度スイングしてみてください。

ちょっと文章ではわかりにくかったかも
しれませんので、またいつでもご連絡くださいね^^

では!

スリー


----------------まとめ-----------------


どのショットにも関係なく
利き手と反対の手をつないでいる
胸筋の使い方は上達に必要不可欠です。


胸筋を伸縮させることによって
腕の振りが加速します。


この筋肉の性質が「プレストレッチ」です。


プレストレッチはどのショットにも
利用できます。


今回の左腕を止めるなど
筋肉を上手く利用できるのが
上級者です。


ぜひあなたも筋肉の性質に
注目してみてくださいね^^

では!

スリー

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