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ストローク

地球から力を借りよう

*皆さん1度は「もっと力を抜いて打ちましょう!」と言われた事はないでしょうか?

そして力を実際に抜いて打ったら全然ボールが飛ばなくて、結局元の力加減に戻した 経験はあるんじゃないでしょうか。


 
 私はあります。

 私は昔「しんどくないの?」と言われるくらい力いっぱいラッケトを振っていまして
 そのセリフを何回聞かされた事か。
 
 しかし試みてもなかなかうまくボールは飛んではくれませんでした。

 その後テニスコーチを職にし、色々研究している間にこの謎が解けたのです!

    
   「ラケットを振るパワーは腕や体から生み出すのではなく、
    地面を蹴り上げる事によって生まれるパワーで振るんだ!」


 これは私にとっては目からウロコであり、力を抜いて打つ意味がわかった瞬間でも
 ありました。

 文章ではわかりにくいので皆さん、その場で立ってください。
 そして真上に垂直飛びをしてみてください。

 皆さんが何キロあるかはわかりませんが地面を蹴り上げることによって体が何センチ か浮き上りましたよね!

 そこには「作用・反作用の法則」という(昔学校で習ったと思いますが)力が働き
 地面を蹴り上げた分だけパワーが生まれます。

 ストロークだったら地面を蹴る前に体を捻ってテークバックを完了させておき、
 蹴り上げたパワーを使って捻りを戻し、ラケットを振るのです。

 なのでそこにはそれ以外の余計なパワーはいりません。

 そこに力を入れると下からのパワー伝達をストップさせますし、捻りを戻すだけ
 なので腕の力などいらないのです。

 それよに捻りをしなやかに戻すために腕はムチのようにしならなければ
 ならないのです。

 これが力んではいけない理由です。

 なのでこの地面を蹴り上げるメカニズムを使わずに体のパワーのみでラケットを
 振っている人に「力を抜いて!」と言ってしまったら一体その人は何のパワーを
 使って、あの300グラム前後のラケットを振ればいいのでしょう。

 それがわかったら早速皆さんも垂直飛びエンジンで力を抜いてテニスをしよう!  

 

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