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その他試合で自分の力を発揮するためのお勧め練習法
前回は生徒さんたちが出場しているレディース大会を
見に行ったときに感じたことを記事にしました。
⇒ 【「今回お伝えした2つができていないのなら・・」の記事】
今回はもう少し深い部分についてお話していきます。
まず、この日は強風が吹き荒れていて、
ボールをコントロールするのが難しいコンディションでした。
なので、
ほとんどの人がコントロールを重視してプレーしていたと思います。
そうなると普段のプレーを出しにくくなります。
ただ、全員同じ環境なので、
負けたとしてもそれが言い訳にはなりません。
では、
このような状況でも勝ち切るためにはどうすればいいのか。
当然、強風対策という発想になりますよね。
だけどそんな都合よく強風が吹いてくれません。
そこでお勧めなのが、
「整備されていないクレーコートで練習する」です。
整備されていないクレーコートはイレギュラーだらけなので、
バウンドが読めません。
ボールを普段通りの感覚で打ちに行くと、
不規則なバウンドをするのでミスヒットをしてしまいます。
ちなみに、
そんなときに有効なのが「スライスショット」です。
スライスのような後ろ回転を掛けて打つショットは、
ボールの飛びを抑えるので、ミスが少なくなります。
と言うより、不規則なバウンドをコントロールするには
回転でコートに収めるのが一番ですよ。
そういう意味ではスピンショットでもボールをコントロールできますが、
高く跳ね上がるボールを更に下から擦り上げる前回転のスピンショットは
ボールが浮きやすくなるので、相手にとってチャンスボールになるリスクがある分、
そこまでお勧めできません。
だから、
イレギュラーの多いクレーコートではスライスラリーで練習してください。
結局のところ、強風もイレギュラーも、緊張からくるプレッシャーも
不安定な状況ですよね。
なのに、普段から安定した状況で練習していたら
不安定が多い試合では、なかなか対応できないのです。
イレギュラーが多いクレーコートでの練習は不安定な状況を生み出すためで、
スライスショットはその対策と捉えてください。
このような考え方をもって練習するだけでも、
普段の練習に対する考え方が変わってくるので、
試合の対策として「不安定な状況」を取り入れましょう。
整備されていないイレギュラーの多いコートで練習というのは、
不安定な状況を作るアイデアのひとつなので、他の方法があれば
ドンドン試してくださいね^^
では!
スリー
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