テニススクール活用法.com

サービスキープについて今週はお話していますが、
前回もお話した「３球目でポイントを取りに行く」という
発想は大変重要です。

⇒ 【「基本の３球目攻撃パターン」の記事】


この考え方はシングルス・ダブルス両方で使えますので、
ぜひうまくあなたのテニスに取り入れてください。


ちなみに今回はダブルスに特化した内容です。


ダブルスをプレーされている方は多いと思いますが、
当然、３球目攻撃を活用するべきだと考えています。


特に、
前衛が参加する３球目攻撃は一番効果的です。


サーバーがレシーバーに１球目であるサービスを打って、
返ってきた２球目のボールを前衛が３球目で決める。


この形がダブルスでは最も簡単にポイントを取る形です。


なので、前回お話した、
「オープンスペースを作る」「相手の苦手を狙う」「ショットの質」
を駆使して前衛が決めやすい状況をサーバーは作ってください。


ただ、
「いざチャンスボールが来ると決めきれない」
という前衛の方の声をよく耳にします。


そして大抵、なかなか決めることができない人は、
「振り過ぎ」というアドバイスを受けているようです。


でも、
ある程度ラケットを振らないと決めショットを打つことはできません。


前衛ならボレーが決めショットになるのですが、
上手な人は必ずスイングしています。


だけど自分がスイングしたらアウトしたりネットミスになるので、
不思議だと思いませんか。


実はそこには理由があります。


それは「肩から引くと振り過ぎ」なのです。


実際、肩から引くと分かると思いますが、
ラケットが打点から遠くなります。


そうなると瞬時に飛んで来たボールに対して、
肩から引くと、ラケットと打点に距離が生まれるので、
ミスの可能性が高まるのです。


なので、できるだけ前衛の方はチャンスボールが来たとに、
肩からラケットを引くのではなく、肘を支点してラケットを引きましょう。


それだけでもかなり前衛で決める確率が上がりますよ。


だけど、ある程度ボレーで決められるようになると、
相手はロビングであなたの上を抜こうとしてきます。


そんなときはスマッシュで決められるかどうかが重要です。


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